新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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4件見つかりました
どこかシュールな印象をうける表紙に興味をひかれて読んでみました。なつかしい感じの絵と雰囲気から一気に不穏な展開に! 最後まで全く予想できない展開に、いろいろびっくりしながら読み終わりました。怖さも感じましたが、子どもたちに食べ物を大事に食べることを伝えられるお話だと思います。
投稿日:2022/03/31
しらすどん? 表紙絵を見て、ああ、シラス丼ね、と思ったのもつかの間、ギョッとなりました。 シラスの中に男の子がいるではありませんか! これは一体? 遊びたい年頃のりょうくん、ご飯に呼ばれても気もそぞろ。 シラス丼も、食べ残しがあるのに席を立ちます。 すると、食べ残したシラスから、「自分がシラスだったらって、考えたことある?」と問われるのですね。 次の瞬間、りょうくんはシラスに転生してしまうのです。 ゴミにされ、収集車で運ばれ、焼却され、灰に。 そして、ある朝、再び、シラスとなり、「運よく」生き抜くことになるのです。 そしてまた、シラス丼の食卓へ。 りょうくんの感性に気づかされることが多いと思います。 作者は、環境問題について考えるグループにも所属し、 丁寧に取材して創作された作品。 不思議な体験ですが、シラスを通して、「命をいただくこと」がすっと、体感できると思います。 小学生くらいからでしょうか。
投稿日:2021/10/09
シラス丼を美味しくいただいたけれど、器のそこに小さなしらすが1ぴき食べ残されました。 それがゴミとして出されたら、どのような道をたどるのでしょうか。 そのシラスが自分だったらどんな思いでしょう、という疑似体験のような絵本です。 間違いなく、どんなに小さくても命には代わりありません。食べられて本望という気持ちにはなれないけれど、自分が多くの生命の中のひとつであることは間違いありません。 シラスのままで一生を終えたいとは思いませんが、無駄な生き方だったという思いは、虚しすぎます。 写実的な絵本の中で、食育を考えながら、何とすごみのある絵本でしょう。 多くのシラスといっしょに横たわっている少年を、表紙の絵で見たとき、深みにはまってしまいました。
投稿日:2023/09/10
表紙にどーんと描かれた大きなお椀の中に人間が?!そのシュールなイラスト惹かれ、手に取りました。 りょうくんがご飯でしらすどんを食べます。でも1匹だけ残して席を立ってしまうのです。それを怒ったしらすが……。 「自分がしらすだったらって考えたことある?」というしらすのセリフにぞぞっとしました。 ちょっと怖いかな。でも海の中のしらすの姿はとても美しいです。
投稿日:2023/07/10
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