「紙芝居 うめぼしさん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

最初から最後まで、とてもリズミカルでお囃子口調で押して行ける、楽しい紙芝居です。
梅の花が咲くところから、梅干しが出来上がる物語が、見事に描かれていると思ったら、その後の活躍に展開していきます。
最後が天神様で終わるところなどには、唸ってしまいました。
高齢者にもお薦めです。

息子が題名を見て「『うめぼしさん』って何よ？変な題」と言っていました。
うめがうめぼしになるまでの流れがよくわかりました。

神沢利子の文は絵本でもそうですが、声に出して読むのにふさわしくリズミカルでいいです。

一場面ごとに変わるうめの表情がおもしろかったです。うめは日本の食文化を支える大事なものなんだなあと思いました。