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せっかく牛が招待した犬や猫が、食べ物がないことで、帰っていってしまいます。でも、草が好物のひつじや馬が牛と一緒に楽しく牧場で暮らします。 犬や猫と何かその後の展開があるのかな?っとおもいきや、何もありません。 訳者のあとがきで、世間知らずの牛が好みの違うもののいることを知ると書いてられて、なるほどと思いました。 無理やり仲良しになるという嘘の話より、大らかで優しいこちらの絵本を、子どもたちに、ぜひ読みたいと思いました。
投稿日:2021/03/13
「もりのなか」や「わたしとあそんで」など、マリー・ホール・エッツの絵本が大好きです。 こちらも、ほのぼのとした中にも、きちんとした現実を語る芯のようなものを感じます。 巻末には、訳者による、作者と作品の解説が載っていました。 「エッツは、絵も内容も言葉も、子供におもねることなく、自分の中にある本当のことを描かねばならないと悟ります」 という文章が印象的でした。 世に作品を送り出したのが、45歳を過ぎてからということにも驚きです。
投稿日:2020/12/26
あんまり美味しい草なので、牧場の牛が友達をパーティーに招きました。手を繋いで踊ったり、鬼ごっこをしたりしてとても楽しそうです。お食事の時間になると、草しかないので、草を食べられない友達は帰って行きました。でも、馬・ヤギ・羊の子は、草を美味しそうに食べてました。毎日、牧場の牛は、友達のご馳走できてとっても幸せでした。友達と一緒に食べる食事って美味しいんだね。一人では、つまらないからよかったと思いました。ピンクのバックがとても明るくて優しくて幸せ色に見えました。
投稿日:2019/03/17
「もりのなか」「またもりへ」「ペニーさんシリーズ」と,マリーホールエッツの描く動物たちって本当に愛らしくて素敵です。 読み手も,この動物たちの仲間のような気持ちになってしまいます。 モノクロを基調としたイラストに,黄色やピンクがまた映えて,大人が見てもとっても良いイラストで良いお話の絵本でした!!
投稿日:2018/11/01
のどかな雰囲気のなかにも、生き物の生態がシンプルな文章で、しっかりと描かれています。 そして、そんな物語の世界にひきこんでくれる、エッツの絵がとっても魅力的。 ピンク色が印象的なやわらかい色合いも素敵だし、動物たちの様子もじっくりながめてしまいます。 大人ですが、何度も読んでしまう、大好きな絵本です。
投稿日:2017/02/27
お薦めされていたので読んでみました。 おひさまの表情を見ていると、 「わたしとあそんで」を思い出しました。 エッツさんの絵はとてもすてきで、 牧場と言えば緑のイメージですが、 ピンクがメインで描かれており、 ほのぼのした雰囲気がよく出ていて 幸せな気持ちで読めました。 でもみんなが草を好きとは限らなくて、 自分とは違う動物がいることを知るんですが、 これって幼児にも言えることで、 幼稚園で日々自分とは違うお友達との毎日の息子。 ちょっと大変だけど、いろいろ体験していってね。
投稿日:2016/11/11
かわいいピンクとやさしそうな牛の表紙。おもわず手にとってみたくなります。 おいしい草がいっぱいあるので、牛はみんなを招待します。けれど草だけではたりないみたいですね、、、。 いろいろな動物たちが、いきいきしていて楽しかったです。 カケスは、さいごまでカケスらしくて笑ってしまいました。 40年以上も前に描かれた絵本、これからも読み継がれてほしいなと思いまいた。
投稿日:2014/08/12
表紙も中身もピンクがメインで使われていて、かわいらしいほのぼのした絵本です。 まきばの楽しいお話かな?と思いつつ読みましたが、実は奥が深く良い絵本だなと思いました。 一人っ子で消極的、あまり友達づきあいの上手ではない娘にとても合っている内容でした。 みんなと仲良く出来ればそれは素晴らしいことだけど、何でもいつでも一緒、なんて無理なこと。それぞれの個性を尊重し、自然に無理せずお友達が出来るといいね、と伝えられました。
投稿日:2013/08/24
某配本サービスを利用して出会った絵本です。 おいしい草をお友達におすそ分けしたいと牛が色んな動物をじぶんの牧場に招待するお話です。タイトルや表紙から伺えるように、温かみのあるかわいらしい絵本です。 読んでいて優しい気持ちになる絵本ですが、お話にたびたび登場するカケスの皮肉めいたセリフがおもしろいです。3歳の息子はまだ嫌味や悪意などは理解できないみたいで、読み聞かせしながら、心の中でこっそり一人で楽しんでいます。
投稿日:2013/08/06
2歳の息子に読みました。 『もりのなか』などに比べたら反応は今ひとつでしたが、動物がたくさん出てくるのは好きなようで、一つ一つを絵と照らし合わせて確認しながら聞いていました。 おいしい草をごちそうしようとしたうしですが、草を食べない動物もいました。でも、馬と山羊と羊は一緒に草を味わうことがわかりました。どんなに働きかけても趣向の合わない者もいますが、自然と気が合う者もいますよね。そんな仲間に巡り会えると嬉しいですね。
投稿日:2010/07/25
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