自分の父親がだらだらしているのを見て、
主人公の男の子は「おとん」という呼び名のせいではないかと悩みます。
でも、他にどんな呼び方があるんでしょう?
宮西達也さんの『おとうさん・パパ・おとうちゃん 』でのバリエーションでも
感心しましたが、それを超えた呼び方も登場してきてびっくり。
でも、宮西さんの作品とはまた違った、父への愛情が感じられて嬉しくなりました。
ずっと主人公の関西弁で語られますが、ネイティブとしても納得のテンポが嬉しいです。
やはり声に出して味わってほしいですね。
もちろん、「お父さんのこと、みんな何て呼んでいる?」と
子ども達と会話が弾みそうです。
折しも、背景に描かれている虎マークの縦じまユニフォームは
当地では旬!?
早速読み聞かせで使ってみたいです。