近所のファミレスの本棚に置いてあって、思わず手に取りました。
可愛い2人の仲良しこぐまちゃん。
本当に可愛くて、絵を見ているだけで目頭が熱くなるほど。
ぼくに引越しをすることを言い出せなかったクッキーちゃんの悲しい小さな胸のうちを思うと、心がきゅーんと痛みました。
ずっと一緒にクッキーちゃんと遊べると思っていたのに突然引っ越ししちゃうなんて、クッキーのウソつき、クッキーなんか大嫌いと、本心とは裏腹なことを思うぼくですが、そっとのぞいたおうちの窓の外で、お母さんにお顔をうずめて泣いているクッキーちゃんを見て、クッキーちゃんも淋しいんだと気づきます。
どうしよう、どうしようと、一生懸命考えて、ぼくはクッキーちゃんに手紙を書きますが、『の』の字が逆さまになっていたりして子供らしくて本当に可愛い!
お手紙を書き上げたあと、眠ってしまったぼくの何とも言えない幸せそうな表情といったら…。
翌朝お寝坊してしまって、大急ぎでクッキーちゃんにお手紙を届けるぼく。そのお手紙を読んで涙をこぼすクッキーちゃん。
こちらまで涙があふれてしまいました。
ちょっぴりしんみりした気持で絵本を閉じると、裏表紙にクッキーちゃんからのお手紙が届いて飛び上がって喜んでいるぼくの後姿が描かれていて、私もやっと笑顔になれました^^