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24件見つかりました
こども達一人一人の作文がどれもイキイキとしていて「おぉ、深いところを突いてるねぇ」と驚かされたり、思わず吹き出してしまったり、目頭が熱くなったりと忙しかったです。素晴らしい作文ばかりなので、きっと優秀な子や個性的な子が集まったクラスなんでしょうとか、大人が大幅に手を加えているんでしょうと勘ぐる声もあるかもしれません。でも子供って、本当に偉大な詩人であり、コメディアンであり、哲学者でもある。その小さな呟きを、漏らさず、宝物のように拾い上げてくれる先生がいれば、きっとどの学校でもこんな楽しい一冊が出来上がるのでしょう。 ヨシタケシンスケさんの絵もピッタリ合っていて、ページを捲るのがとても楽しかったです。
投稿日:2024/02/10
鹿島和夫さんが教師の時に 「あのね帳」を作り1年1組の子供たちの気持ちを 綴られました 絵は ヨシタケシンスケさんです 54人の詩は 一人一人の子供たちの素直な言葉で書かれていて 笑えたり う〜ん こんな感性があり 気持ちを伝えているのだと感動しました! ☆うそ-泣けました お母さんは抱きしめてくれてよかったね ☆せいるすまんー 笑えましたが お母さんの対応流石です ☆くちごたえー自分の意見をしっかり持っている子供はすごい ☆ただいまーお母さんがお仕事 かぎっ子の気持ちすごいな〜 ☆おならー これは声を出して笑えました! 他にもたくさんあって一人一人の子供たちがいとおしく思えます 鹿島和夫さんも いとおしく思ってこの本を作られたのでしょうね! ヨシタケシンスケさんの絵は 最高です! 子供心が絵に現れていて嬉しいです ひとりひとりの子供たちの個性を大切にして 学校で学び大きく成長してほしいと願います! お母さんお父さん そして 先生どうぞ 読んでみてくださいね
投稿日:2023/06/20
「あのね帳」、私の子どもの頃にもありました。 1年生の宿題で、「せんせい、あのね」で書き出すのがお約束の日記帳。 学校や家で起きたこと、日々思ってること、面と向かって先生に言いにくいことも、あのね帳には何でも書けました。 絵本には54個の子どもたちのつぶやきが、出席番号順に載っています。 思わずクスッと笑えるもの、詩人顔負けの素敵な詩、大人も共感しまくりの素直なつぶやき・・・どれもこれもその時その子にしかつぶやけない宝石のような言葉の数々。 名前を見ると昭和感あるお名前が並んでいて、もしかして自分と変わらない年代の子たちの作品なのかな、とちょっぴり親近感を覚えました。 ヨシタケシンスケさんのイラストがほのぼのと面白く、シンプルだけど可愛らしくて、懐かしさと新しさが絶妙な1冊です。
投稿日:2024/02/11
小学1年生のころから馴染みのある「せんせいあのね」自分自身も1年生のころ、あのねちょうを毎日かいて先生に出していました。 ダックス先生(鹿島和夫先生)の「せんせいあのね」シリーズの本に出会ったのは、小学4年生の頃でした。 図書館で見つけて読みました。それまでは、自分自身があのねを書いて、先生からの返事をもらう。というものでしたが、本に出会って、鹿島和夫先生が出会ってきたたくさんの子どもたちのユニークなあのねが詰まっていて、自分とは違う感覚や世界に触れることができました。 当時読んだのは、鹿島和夫先生の一年一組せんせいあのねをはじめ、鹿島和夫先生と灰谷健次郎先生との共同著書のせんせいあのねだったり、鹿島和夫先生が受け持った障がいを持つ子のあのねをまとめた本や、鹿島和夫先生が阪神淡路大震災の頃に受け持っていた子どもたちのあのねをまとめた本など、どれも子どもたちの写真がのった「せんせいあのね」シリーズでした。 今回購入した、ヨシタケシンスケさんのイラストの「一年一組せんせいあのね」は、ヨシタケシンスケさんならではの子どもの特徴を丁寧に描く仕草や表情が添えられた「せんせいあのね」は、これまでとはまた違った子どもの世界を楽しめる1冊になっていました。
投稿日:2025/01/15
ヨシタケシンスケさんの挿絵が新鮮で、読みながら、くすっと笑ったり、はっとしたり、夢中で読みました。いつの時代であっても、子どもの視点はおもしろいなあと。そういえば、子どもの頃、学校の宿題で、好きな詩を探してくるように言われて、この本から選んでいったら、先生に戸惑われたのを思い出しました。でも、子ども心に一番共感したのは、詩人じゃなくて、子どもの書いた言葉だったんだなあと懐かしく思いました。
投稿日:2025/01/09
こどものつぶやきって、なんて素敵なんでしょう。 それが一堂に会するのですから、嬉しいです。 しかも、伴走するのは、子どもの感性に寄り添ったヨシタケシンスケさん。 ありがたいことです。 もちろん、セレクションですから、その感性の輝きは言うまでもありません。 とらえ方の妙。 大人に対する眼。 行動の面白さ。 親子のあり方も垣間見えます。 「うそ」で、ずる休みしたぼくへの、おかあさんの対応、 見習いたいです。 私自身の思い出は、小6の遠足で京都の竹林を歩いている時、 「かぐや姫はここで生まれたのかも」というつぶやきを、 担任の先生がすかさず「あなたらしいわあ」と言ってくれたこと。 今でも覚えているのですから、これらの作品は素敵なタイムカプセルだと思います。
投稿日:2025/01/05
数十年前・小学校の詩の授業で、この本に出会いました。 その後、就職後に再会して自分で購入。嫁入り道具にも入れ、今でも時々懐かしんで読んでいます。 特に「おとうさんは こめややのに あさ パンを食べる」という詩が大好きです! 私も大好きなヨシタケシンスケさんの挿絵バージョンは、同じくヨシタケさんファンの娘にプレゼントしたいと思っています。
投稿日:2024/12/31
「せんせい、あのね」・・・。 この言葉を聞いたときに、一気に小学校低学年の自分の姿が浮かびあがりました。 せんせいのお返事が楽しみで一生懸命文字を書いたあの頃。 みんなよりも早く次のノートにいきたくて、たくさんたくさん文字を書きました。 それを全部受け止めてくれたせんせい。 いまでも顔が浮かびます。 ヨシタケさんのあたたかい絵で、あの頃を思い出させてくれました。 みんなのつぶやきもとてもあたたかい。 おとなになっても忘れたくない、そんな気持ちを思い出させてくれた絵本です。
投稿日:2024/12/26
「こんなことを言ったら、変って思われないだろうか」「こんな話をしたら、大人に「そんな話をするんじゃない」って批判されるんじゃないか」。 そんな、余計な思考をとっぱらった、子供たちの「素」に近い言葉が並んでいて、痛快です。 文章に書き起こしている時点で既に、「全くの素」とは違うでしょうけど、一人一人の頭の中をのぞくような気分にされられます。 とあることが起こった湯船で、お父さんが(たぶん、状況を知らずに)顔を洗った、という話が印象的。 なぜに、君はそれをここで発表したのだ?という突っ込みは今だからできることでしょう。 その時は、ただただ、先生に聞いてもらいたかっただけなんだものね。 これを読んだ時の、先生の頭の中ものぞきたい。
投稿日:2024/12/23
この本は何度読み直しても子供たちのつぶやきが楽しめ、笑えたり、え、こんなことまで思ってるんだー、など驚いたり、色々な子供たちの気持ちに関しての発見があります。本当大人が読むと子供の気持ちってこんな感じなんだ、こんな疑問を持っているんだなど分かります。こういったつぶやきをどの学校でも子供たちとやり取りすることって大事なのかもって思いました。親には聞きたくても実際は聞かないこともあると思うし、やはり先生だから聞いてみたいと思うこともあると思います。この本からもいろいろ大人が子供とかかわるうえで子供たちの気持ちというのが伝わってくると思うので、こういったつぶやき交換っていいと思いました。家庭でもできればやってみたいけれど、学校でクラスのみんなのつぶやきをみんなで話し合ったりするのも素敵かもと思いました。何度読んでも子供たちの可愛らしいつぶやきが楽しめる素晴らしい1冊だと思います。
投稿日:2024/12/16
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