「フレーベル館だいすきしぜん（しょくぶつ） やさいのはな」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

この絵本には、なかなか見ることのできない野菜の花や身近な野菜の花がたくさん載っていました。子供は学校で育てていたものも多かったみたいで、「知ってる！！」と言いながらとっても楽しそうに見ていました。理科の復習にもなっていいですね。

花は見るもの、野菜は食べるもの
なんか花と野菜って、別モノという感覚なので、「野菜にも花が咲く」っていうのを不思議に感じる子ども、多いんじゃないでしょうか。
大人でも、野菜の花の実物は、見たことないっていう人もいるでしょう。

野菜にも花が咲きますよというのが、この本。
大根もキャベツもワサビもアブラナのなかまとか、玉ねぎがユリのなかまとか、タケノコの花は、何十年に一度しか咲かないといとか、「えっ！？そうなの？？」って、ビックリがいっぱいでした。

巻末で一覧になっている、それぞれの野菜の花が咲いた姿も面白かったです！

このシリーズは、身近な自然のものをテーマに子どもたちの好奇心を育ててくれる。そんなシリーズだと思います。
ですから1つ1つの描写がリアルで、この絵本を見た後に実物の植物を見ても、事物を見てから絵本を読んでもその対象が理解しやすいのではないでしょうか？

普段口にしたり、店頭で見たりしている野菜ですが、「野菜の花」って、食べられるものは少ないんですよね。
ですから、子どもたちの中ではこの野菜にはこんな花が咲いていたのかと、この絵本で初めて見る子も少なくないと思います。

クイズとまではいかないにしてもページを捲るとその花をつけている野菜の正体がわかる作りになっていますし、解説文も短く端的なので、とても読みやすいです。
小学校低学年くらいから読み聞かせ等にもお薦めします。

「くだもののはな」もよかったけど
これも素敵ですね！？
知っている野菜の花もありますが
竹の花・・・知らなかった！

サトイモの花は、カラーじゃないの！？

みょうがの「実」！？

と、目からうろこ
まだまだ知らないことってあるんだなぁ・・・

絵とは思えない
絵がとっても素敵です

最後のページに一覧のように
根っこから茎・花・葉の形状の全体像がわかり
勉強になりました

自然ってすごいよね

食べれる身近な野菜という着眼点が
素敵です

子どもと見てて
大人も一緒に学べちゃいますよ

６歳長女は植物が大好き。そんな長女に野菜の花を教えてあげたいなと思って借りてきました。

いろんな野菜がたくさんでてきます。食べられる部分が茎だったり、葉だったり。花を見ずに食べてるものって多いんですね。長女はとてもびっくりしていました。私は竹の花っていうのが何十年に１度しか咲かないものだと知ってびっくり。親子でものすごく勉強になりました。

2歳9ヶ月の息子に読んでやりました。毎年ベランダでプランター菜園をしています。息子は野菜がなっていく様子を楽しみにするほど興味があり、その野菜には花があることを教えたいと思いました。それぞれ違う、いろんな花があることを。

本では身近な野菜を紹介してくれます。近くの畑でみかける花や葉と比べて何が育てられているか、わかるようになります。読んでやっているだけでなく、読み手の親も教えてあげられるようになります。子供は食べるものがどこからやってくるのか、どうやって育っていくのかを知りたいと思っているので、それを教えてあげるにはとてもいい本だと思います。

息子となす、トマトの花と本を比べて、花や実を楽しみたいと思いました。図鑑のように、でも2歳児には十分な情報量で楽しむことができる本ですよ。