もしもねこがそらをとべたら自信を持っておすすめしたい みんなの声

もしもねこがそらをとべたら 作:西島 三重子
絵:黒田 征太郎
出版社:NHK出版
税込価格:\1,980
発行日:2024年02月19日
ISBN:9784140361535
評価スコア 4
評価ランキング 33,015
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 想像の翼を広げよう

    絵本はひとりの絵本作家が絵も文もつくって生まれることもあれば、
     文と絵を別々の人が担って出来ることもある。
     後者の場合、文と絵、どちらが先にあるのだろう。
     それとよく似ているのが、楽曲の詩と曲の関係だろうか。
     詩が先にあって曲がそれに合わせることも、またその逆で曲が先にできることもあると聞いたことがある。
     絵本はどうだろう。
     やっぱり文が先のような気がするが。
     では、この『もしもねこがそらをとべたら』はどうだろう。
     絵を描いているのは、自由な作画で多くのファンをもつ黒田征太郎さん。
     文を書いたのは、「池上線」を歌ったシンガーソングライターの西島三重子さん。
     絵本を読むと、やはり黒田さんの自由な絵がまずあるような感じがするが、
     やはりこれは二人が共同で作りあげた作品だろう。

      「もしもねこが空を飛べたらどうだろう?」、
     そんなことからどんどん想像の翼が広がっていく。
     「空を飛べたら小鳥をつかまえようとするんじゃないかな」
     「もしもねこが花になったらどうだろう?」「それ、おもしろいね」みたいな、
     そんな会話が聞こえてきそうな絵本だ。
     だから。最後にある「そうぞうは いつか きっと ぼくたちに ちからを くれる」という一文が、すっと心にはいってくる、

     それにしても、1939年生まれの黒田さんの自由な絵はどうだろう。
     人間、こうでなくちゃ。
     生きるって、こうでなくちゃ。

    投稿日:2024/05/19

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / いないいないばあ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット