「スナックこども」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

　読み終えて、お家の中に居場所がないと感じたときに、自分が子どもの頃どうしていたんだろう。と思いました。
　安全な場所で、美味しいものを食べて、自分の話に共感してもらえる、こどものためのスナック。
　たまりにたまった気持ちを吐き出したり、みんなで歌ったり、そしてまた日常に帰っていく・・・もしも、現実の世界でこんな居場所があればいいなぁと。
　子どもに読み聞かせる時は、カラオケ部分をどんな風に歌うか毎回考えるのが楽しいです。

タイトルが気になり、手に取りました。
「スナック」と「こども」が、全く似合わない単語の組み合わせだったので、どんなお話なんだろう？と思いましたが、賑やかで、明るくて、楽しいお話でした。
ページ内にはカラーの挿絵がたくさん入っています。普段あまり本を読まない子も楽しく読める作品なのでは？と思いました。

タイトルに驚き、手に取れば、令丈 ヒロ子さん！　おもしろいはずと思い、読んでみました。子どもたちの不満に、子どものころを思い出し、思わず共感してしまいました。こんなお店があれば、子どもたちは行きたがるだろうなあ。楽しくて意外な展開で、楽しかったです。