新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

画集 赤羽末吉の絵本自信を持っておすすめしたい みんなの声

画集 赤羽末吉の絵本 絵:赤羽 末吉
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\3,080
発行日:2010/05/03
ISBN:9784062162418
評価スコア 4
評価ランキング 33,061
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 一作一作に入魂の思い

    今、赤羽末吉さんのことを勉強中なので、毎日この本を読んでいます。

    この本やエッセイを読みながら、また赤羽さんの絵本の絵をじっくりと見ると、赤羽さんの絵にかけられた情熱やこだわりがいかにすごいものであったかが伝わってきます。

    私が最初に感動したのは、150ページのこの言葉でした。

    「私が満州から引き揚げて、都営住宅のささやかな庭に、花をいっぱい咲かせてそのなかで子どもたちを遊ばせた。

    子どもは花を意識せず、賞でもしない。しかし、美しい花々はかならず子どもの心に作用していると思う。子どものだいじな環境を作っている絵本は、この花々でなければいけない」

    今、絵本が消費されるように出版される時代にあって、二年がかりで『スーホの白い馬』を描き直し、ある作品には五年がかりで、

    絵を描く時はどんな和紙に描くかその和紙の選定にこだわり、日本の自然を描く中間色を出すことに力を入れるような絵本作家さんがおられるのだろうかと思います。

    一作一作に正に入魂の思いで向き合った画家だったのだなあと改めてその偉大さ、絵の素晴しさを再発見しているところです。

    小澤俊夫さんに、赤羽さんの昔話絵本が最後の昔話絵本と言わしめた赤羽さん。

    その大いなる遺産といえるべき作品群を、子どもたちに伝えていきたいなあと思いました。

    投稿日:2010/12/24

    参考になりました
    感謝
    1

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • うつくしいってなに?
    うつくしいってなに?
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    きみの だいじなものは なに?窓から見えるいろいろな景色。夕暮れ、海、船、夜空、星、都会の明かり。


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット