「歯、むし歯の絵本」特集にピックアップされてなくて悔しい(?!)のでこちらへ書いてみます。
タイトルどおり、”はがぬけたとき、世界のみんなはどうするの?”ということがよくわかる絵本です。
今のおかあさんたちが小さい頃は、歯が抜けたら屋根に放り投げたり、縁の下に投げたりしませんでしたか?
世界には、いろいろな別の風習があるのです。
「歯の妖精」のことなんて、全然知りませんでした。
きっとこの本を読まなかったら死ぬまで知らなかったと思います。
タクシーの運転手さんにまで話を聞いてくれたりした作者の方のお陰です。きっと表に見えている以上の細やかな調査研究の結晶です。
大人が読んでも、文化人類学的(?)にとても興味深い本です。
が、そんなことはさておき、純粋にとても楽しめる絵本です。
歯が抜け始めたお子さんと(もちろんはえかわってからでも!)、是非一緒に楽しんでください。