新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

しまふくろう いきる自信を持っておすすめしたい みんなの声

しまふくろう いきる 作・絵:手島 圭三郎
出版社:絵本塾出版
税込価格:\1,870
発行日:2010年08月
ISBN:9784904716182
評価スコア 4.75
評価ランキング 871
みんなの声 総数 11
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

10件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 生きるということ。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    おはなしは、しまふくろうの結婚式から始まります。
    そして、子育てをして、寿命が尽きるまで。

    誰だって、幸せな日々が長くいつまでも続いていってほしいと願う。
    しかし、命には寿命があって、やがて悲しい別れもやってくる。

    優しかったおすだけに、めすの悲しみは深い。
    めすが見る幻からも、その悲しみが伝わってくる。


    厳しい自然環境の中で、様々な動物たちが今日も懸命に生きています。
    その姿を見て、われわれは学ぶべきものがいっぱいあります。

    しまふくろうの生き生きとした姿は、生きる喜びで満ち溢れています。
    力を合わせて喜び分かち合う夫婦の愛。
    やがてやってくるしまふくろうの寿命。
    死がおとずれ、その死によってまた、生きるものがいる。
    残されたものの悲しみと、死を受け入れること。

    悲しいけれど、めすも寿命尽きるまで、頑張って生きてほしい。


    美しい版画で、北海道の自然に生きる動物たちを描く手島圭三郎さんは、
    娘も、私も好きな作家さんのひとりです。

    投稿日:2011/03/23

    参考になりました
    感謝
    2
  • しまふくろうの寿命

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    力強く生きるイメージのしまふくろうですが、
    やはり、寿命はあるのです。
    約20年。
    この作品では、パートナーを見つけ、子育てし、寿命が尽きる様子を描きます。
    しまふくろうのメスとオスの関係がよくわかります。
    オスがメスを労わる姿が素敵ですね。
    そして、意外にも唐突に訪れる、死。
    その死もまた、キツネのえさになるという事実。
    メスの見た幻影からも、その深い悲しみが伝わってきます。
    命がひしひしと伝わってくる作品でした。

    投稿日:2011/02/23

    参考になりました
    感謝
    2
  • 版画

    手島圭三郎さんの迫力ある版画がとても美しいと思いました。厳しい自然界で、しまふくろうの夫婦が縁あって一緒になって子育てをしてお互いを思いやって暮らして支えあって生き抜く姿に夫婦愛の素晴らしさを教えてもらいました。

    投稿日:2018/01/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • いきること、人生について。

    私のような50代が読むと
    とても心に残ってしまう作品です。

    出会って、結婚して、子育てをして、
    ずっと守られていて
    この幸せが、いつまでもずっと続いて欲しいと願い、
    お互いの健康と
    ふたりでいられる幸せを強く感じます。

    シマフクロウ いきる。。
    いつか どちらかが先に老いる。
    人生の終わりのときが来る。

    絵と文章から
    伝わってくるものを
    たくさん感じて
    絵本でありながら
    私の心をとても揺さぶるものでありました。

    歳を重ねて
    不満や愚痴もつい増えてしまいがちですが
    生きていくこと、
    天寿を全うすること
    とても大切なメッセージが込められた
    絵本でした。

    投稿日:2015/11/06

    参考になりました
    感謝
    1
  • 感動しました。

    しまふくろう夫婦の一生が描かれた絵本です。
    木版画のイラストが自然界に生きるしまふくろうをリアルに表現していて,終始魅了されながら読みました。
    夫婦である大人が読むべき絵本かも知れませんね。
    優しくたくましいしまふくろうのおすに深く感動しました。
    おすの帰りを待つ健気なしまふくろうのめすに深く感動しました。
    夫婦とは。。。絵本を読んで改めて共に生きる身近な人を大切にしていかなくてはと思い知りました。

    投稿日:2015/10/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • 力強い!

    しまふくろうの一生が描かれています。しかし、読みながら、しまふくろうとか、動物とか人間という違いを超えて、生きものとしての「いきる」ということに思いがめぐっていきます。本当に力強いものが伝わってくる本です。
    それにしても、手島さんの版画が本当にすばらしい。北海道の森に一気にひきこまれました。

    投稿日:2015/03/23

    参考になりました
    感謝
    1
  • 人も動物も同じなのかもしれない

    なんだかとても、切ない気持ちになりました。

    仲良く連れ添った、ふくろうの夫婦。
    しかしある時、突然別れが訪れます。

    寿命が尽きたオスを、きつねが巣に運んで行ってしまったとは知らずに
    メスはずっとずっと呼びかけます。
    返事がなくても、ずっと呼びかけます。


    そして風に吹きつけられた雪をオスと見間違え、
    それを見てオスの死を悟ったメスは
    「ぼうぼう」と鳴き、思わず、「うー」とオスの返事を真似したのです。

    いつでも、とても優しいオスは
    きっとメスの心の支えだったのでしょう。

    大切な人を失ったときに感じる気持ちは
    人も動物も同じなのかもしれないと思いました。

    投稿日:2014/02/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • 大自然の厳しさ

    とても奥が深く素晴らしい作品だと思いました。普段何気なく生活していると気づかない大自然の厳しさの中で生きている動物たち。どんな生き物も一生懸命生きていて、いつか死がやってくる。これは人間も同じですよね。死を迎える、受け入れることって本当に辛いことです。でも誰にでもやってくるので、こういった本を通じて生きていることの有難さ、毎日の生活の大切さを子供たちと話してみたいと思いました。

    投稿日:2024/11/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • シマフクロウの夫婦がどのように生活しているのかが、わかりやすく描かれていました。寿命が20年程しかないことにも驚かされましたが、シマフクロウの夫婦は愛情深く、互いに思いやって生活しているところが素敵だなと思いました。北国の雪景色の中、心が温まるお話でした。

    投稿日:2017/10/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 生きることの基本

     子どもを育て、生きるために食べて、最後は自然にかえっていく。生きることの、基本を教えてくれているようです。
     ふくろうは、絵本にもよく描かれていて、なじみ深いですが、実際はあまり見たことがありません。小動物をつかまえるところは、たくましいなと思いました。
     あの特徴あるなきごえは、メスとの会話なんですね。

     ふくろうの羽や樹皮など、こまかくていねいに表現されていているなと思いました。版画は、迫力があります

    投稿日:2012/07/01

    参考になりました
    感謝
    0

10件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / バムとケロのおかいもの / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(11人)

絵本の評価(4.75)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット