あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
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新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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5件見つかりました
タイトルのインパクトに惹かれて、 内容が気になって購入しました。 爽やかで美しいイラストとシンプルな文章で綴られる物語ですが 愛する自分の故郷が、事務的に埋められてゆく描写は衝撃的なものでした。 ほんとうの豊かさとはなにか、考えさせられる内容でした。
投稿日:2018/03/16
父親とボートに乗って貯水池から見下ろしたのは自分の育ったふるさと。 貯水池というには壮大な湖のような風景の中に、生まれ育った家や通った学校、祖先のお墓、遊んだ川、遠くに眺めた鉄道が収まっています。 なんとも不思議な感じですが、作者は思い出として受け止めています。 ふるさとの素晴らしさを語るジェーン・ヨーレンは、『月夜のみみずく』で見せてくれたのと同じ詩情たっぷりな文章で、思い出も、風景も、主人公の女性も包み込んでいます。 寂しさよりもすがすがしさを感じるのは何故でしょう。 蛍は話してあげなければダメといった母親の言葉がこの絵本に溶け込んでいるからでしょうか。 小さいころの思い出を、バーバラ・クーニーがまた繊細な絵でほのぼのと描いています。 思い出は大切にしたい。 そう言っているようです。
投稿日:2011/09/29
クーニーの絵ということは知っていたのですが、「月夜のみみずく」のヨーレンが文を書いているんですね。 ダムの建設のために湖に村が消えてしまいます。 村全体の引っ越しになるわけで、そのために思い出の地もなくなってしまうのは切ないなあと思いました。 強い反対があるわけではなくストーリーは淡々と進行していきます それだけに感じる切なさはひとしおでした。 クーニーの絵もとてもきれいです。
投稿日:2010/01/24
湖のそこに自分の住んでいる村が消えてしまう、という体験が、主人公の目をとおして語られています。叙情的な文章は美しく、かえって、その切なさ、寂しさがひしひしと伝わってきます。便利な生活のうらに、このような思いをした先人たちがいたことを忘れてはいけないと思いました。当時の暮らしを細やかに描きだしたクーニーの絵がなんとも美しいです。
投稿日:2020/04/11
バーバラ・クーニーが描くイラストがとても綺麗で美しい絵本ですが、お話の内容はせつないです。 ダム建設のために湖に消えてしまった故郷。 故郷がなくなるとは、どれだけ悲しくやるせない気持ちでしょうか。それが未来のため何かのためとはいえ。 考えさせられる絵本に思いました。
投稿日:2020/01/29
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