サン・タク・ロース・・・っていう名前の3人のサンタさん。
サンタがっこうでは落第生で3人そろって一人前。
・・・なんていう設定が可笑しいですね。
赤と緑を基調にしたクリスマスにはうってつけの色合いの絵本。
いとうひろしさんのユニークなお話に加えて
さんさんさんさん さんにんサンタ
さんにん あわせて サン・タク・ロース
・・・なんていうリズミカルさがあるので
元気にテンポよく読んであげたら娘にはオオウケでした(^o^)丿
半人前のさんにんサンタはそれぞれにプレゼントにこだわりがありすぎて大げんか。
そのため、一度にプレゼントを3つもらう子や全くもらえない子なんかが出てきて
町は大騒ぎ。でも不思議と さんにんサンタのプレゼントはまるで的外れではなく
贈られるべくして贈られる子供の手へと渡るのです。
さんにんサンタを温かく見守り、さんにんサンタからのプレゼントを
楽しみに待ってさえいる町の子供たちの様子にほのぼのとしてしまいます