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1という数字にもつイメージは、1番!っていう、輝かしい感じだったんですが、ここで出てくる1は、ひとりぼっちの1なんですね。 1をひとりの人間とおきかえて考えていくと、話の内容は、心痛めるものです。1自身が自分のことを好きになれていないようすで、周りから仲間に入れてもらえない現実に苦しんでいる姿は、かわいそうでなりませんでした。 でも、広い世界を見渡せば、自分がいつもひとりぼっちってことはない!1の気持ちを180度転換させた「あるもの」は、1といっしょに遊ぶことで、どんなものよりも喜びを大きく大きくしてくれました。私はこの1と「あるもの」の組み合わせに、めっちゃ感動しました。ひとりが加わることで、プラス1の幸せになるのではなく、何百倍にも何万倍にも大きな幸せとなるんだなあと。 この本にであうことで、1の立場を考え、そして「あるもの」のような人間になりたいなあと思いました。
投稿日:2009/12/18
『Little 1』が原題。 アートデザインで高い評価のあった作家さんの作品ということと、 題材が数ということで手に取りました。 よくある数の概念の作品にカテゴライズされると思いますが、 その中に、主人公の1の心理が織り込まれ、意外に深いです。 小さな1は、自分に自信がなく、他の数の物たちの仲間になろうとしますが、 ことごとく失敗、というわけですね。 そこで出会ったのが、「わっか」、つまりゼロ。 この愛おしい関係がたまりません。 谷川俊太郎さんの訳文も軽快です。 この絶妙な関係性が理解できる小学生くらいから、大人まで、 アートも楽しんでほしいです。
投稿日:2020/06/11
数字の「1」のおはなしです。 数字の物語にも見えますが、哲学的な内容でした。 谷川俊太郎さんが邦訳されているので、言葉のリズムはよく、声に出して読むと詩的なリズムを感じます。 絵も字も見やすいです。 主人公の「1」に肩入れせず、音と絵を楽しむつもりで見ていると、数字1つ1つの成り立ちが見えてくる気がします。
投稿日:2015/02/28
堀内誠一さんが影響を受けたというポール・ランド。 堀内誠一さんの本を読み進んで行くうちに、深みにはまって影響を受けたという作家さんの本まで手を広げて読んでいます。 アートな絵。デザイン性のある絵という印象だったのですが、こうして絵本を読むと、哲学的な意味もある内容にも惹かれました。 どこへ行っても仲間になれない数字の1。 1の存在を考えながら、自分の存在についても考えさせられます。 認めてくれる人がいて、自分の存在にもまた気付くのかな。 いろんな読み方があると思いますが、また時間をあけて読んでみたら、また違った印象が持てそうな本です。
投稿日:2011/09/28
「どこにでもいる ちいさな1たちに」という扉の言葉にあたたかさを感じました。子供だけではなく、大人の私も、ちいさな1です。 シンプルな線に、さし色がとても効果的だなと思います。いつまでも見飽きることがありません。 子供は、ありやねずみを数えながら「ここにもいるよ」と、本のすみの方を指さしていました。 ころころころがっていくわっかを、ちいさな1が 「わらいながら さけびながら あとをおう」 というところに、じーんとしました。ぼうしがぬげるほどはしゃいでいるちいさな1を見て、ほっとしました。
投稿日:2007/12/15
最初のページに 「どこにでもいるちいさな1(おちびさん)たちに」 とあります。 本当はみんな誰でもちいさな1、ただの1なのかもしれません。 カバーの解説のところには、 1962年に発表された後長く絶版状態になり、グラフィックデザインの愛好家たちが秘蔵する貴重な本だったとあります。 そんな昔に作られたとは思えない、シンプルなのにものすごく力を感じる斬新な絵本だと思います。
投稿日:2007/05/11
自分用に購入した絵本です。 アーティスティックな作品です。 でもやっぱり、「娘と一緒に楽しめたらもっとうれしい」と思っているし、 「娘が気に入ってくれたらしあわせ」とも思っています。 自分の居場所、存在価値を探して歩く「小さな1」。 子供たちが成長していく姿の縮図なのかな、なんて感じました。
投稿日:2007/01/02
ひとりぼっちのイチはトモダチを探しに行きますがなかなかうまく行きません。とうとう諦めてしまったときにゼロと出会いジュウになってめでたしめでたしって内容。数え歌のようにページをめくれば進んでいき数字にはいろんな意味があるってことを教えれられます。アンランドがストーリを考え、旦那のポールランドが絵を描いています。すごくPopな色使いで大人がよんでも楽しい一冊です。
投稿日:2002/04/22
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