お父さんライオンと子どもたちを描いたお話。
ライオンのお父さんがこどもたちと散歩に出かけます。
かあちゃんは このごろ いそがしそうだ。
なんでも ヌーの群れがちかぢかもどってくるらしい。
その狩りのうちあわせで、まいにち かいぎを ひらいている。
そんな出だしで始まります。
ライオンってメスが狩りをして、オスは食べるだけなんですよね。
この絵本のライオンのお父さんは、のんびりと、しかし堂々として、素敵なのです。時々俳句を詠んだりします。
(ひらめきました)
雲の子の 生まれそだちは 地平線
(うーん、なかなか。わたしの 俳句のうでも あがってます。)
そして、絵がすばらしい。
迫力満点!フラミンゴや、ヌーの大群のシーンなんてもう・・大自然の雄大さを感じます。