4歳5ヶ月の息子に読んでやりました。鬼の恩返し?というタイトルをつけてもおかしくないほど、おもしろい展開の絵本でしたね。節分の日にどの家からも鬼が追い出されて、行き場を失った(心の優しい?)2匹の鬼。この鬼はあるまずしい夫婦の家に居候することになります。でも、貧しいがゆえにおもてなしどころかご飯すらあげることができません。そんな夫婦の気持ちに応えたいと思ったのか、自分のはいている皮のパンツを夫婦にお金に換えるといいとあげます。それで米を入手し、なんとかご飯を用意したり、裕福になれたというお話です。皮のパンツがそんなに値打ちがあるのか、とちょっと驚いた様子の息子でしたが、心優しい夫婦と鬼たちにもちょっと感動したみたいです。お互いにやさしくなれるとこんなふうな交流もあるのではないでしょうか。追い出すだけの鬼ではないのかも!