「新装版 ねずみのごちそう」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ねずみさんのように働き者で、人の為になんの見返りも求めないでいるのは私には出来っこないと思いました。自分を食べようとしている、猫とふくろうのためにせっせとお料理を作ってたべさせたり、自分のお気に入り場所に案内したりとお人よしにもほどがあると思いました。でもとても嬉しそうで、楽しんでいるので意志の強い人だと思いました。
いつ食べられてしまうのか、読んでいる方はドキドキしっぱなしでした。最後まで、どうなってしまうのか？一難去って・・・・
案外マイペースで身近にいるのかも知れないと思いたいです。大人の人にも読んでもらいたい絵本です。

表紙と作風と話のストーリーのギャップが驚きました。最初は色紙の少しざらざらしたような質感が気に入っていいなと思ったのですが、主人公のネズミの心の大きさに魅せられていきました。久しぶりのお客様だから嬉しくなったり、増えていくお客様にうきうきしたり。とにかく楽しんでいる様子が伝わってきました。お客様の気持ちがどうであれ自分が楽しめればそれが一番なのかもしれないなと思いました。自分の大好きな場所へ連れていったりしてとても心が広いなと思いました。御馳走を作るたびに嬉しそうな顔をする主人公に感服しました。主人公の心の大きさに感動しました。