タイトルからして、本が大好きな方なんだろうな〜って、開きました(笑)。
なんとセサミストリートの脚本を手がけた方だそうです。
本好きとは言えない主人公の女の子の視線から、学校図書館司書(司書教諭)のミス・ブルックスさんについて語られています。
アメリカの司書さんの学校における活躍の場の多さを知り、ちょっと羨ましい。
お話会でのミス・ブルックスさんの準備の良さ、子どもたちの楽しげな様子も素敵です。
また、子どもたちに“詩を作り発表させる”という趣向を凝らした取り組みにも感心しました。
なかなか手ごわそうな主人公の女の子を見事変容させていく彼女の根気強い助言と、女の子のママの関わり方もまた素敵でした。
お話会に参加している方や本大好きの大人の方にもお薦めの一冊です。