もともとは、年長クラスへの読み聞かせに使えないかと、借りてきた本でした。
けれど、二人が一冊ずつ読んで15分というルール上、長すぎてボツにするしかありませんでした。
こちらの絵本は、急いで読んでも一冊で15分かかってしまうのです。
けれど、家で3歳の子に読んだところ、おばあちゃんの秘密の願いをかなえてあげたいと「僕」が頑張るのが気に入ったらしく。眠くなっても、必死に頑張って聞いていました。
毎日、祖母、曾祖母とつながっていて、大好きなので、この本の「僕」の気持ちがわかるのかもしれません。
「僕」がたなばたまつりでお願いをしてくれたおかげで、おばあちゃんは40年ぶりに、亡くなってしまったおじいちゃんとダンスをします。
そのまま「ずっと一緒に踊っていたい」というおばあちゃんに、おじいちゃんは「もうしばらくみんなの暮らしを見守ってあげて」というのです。
きっと、夢ではなく、本当におじいちゃんに会えたんですよね!そう信じたい一冊でした。