リニアモーターカーが時速600キロで走ったりする時代ですが、
この本を読むと、チンチン電車はなんとも風情があって、
昭和の時代にタイムスリップしたような気分になりました。
この絵本でも運転士さんの奥さんが、途中の駅にお弁当を届けたりしていますが、時速600キロではそうはいかないでしょうね。
この本を読む限り、バスや電車よりも利便性がよさそうに思えました。
息子はまだチンチン電車に乗ったことはないけれど、
この絵本でチンチン電車に興味をもち、
「乗りたい」と言いだしました。
その知的好奇心を満足させてやりたいけれど、近くにチンチン電車は走っていません。
チンチン電車は、日本全国21路線あるそうです。(2013年時点で)
ちょっと足を伸ばせば見られる機会はいくらでもあります。
頑張ろう。私。
絵本で、電車の仕組みを知るのが好きな息子、
この絵本では、線路のポイント切り替えの方法が出ていましたが、
やはりここに一番食いついていました。
ポイント切り替えは、びっくりするほどアナログで、とても興味深いものでした。