でんでんむしは
わたしのせなかのからのなかには
かなしみがいっぱいつまっている・・・と友達を訪ねては話そうとします。
でもどのおともだちも
「あなたばかりではありませんよ
わたしのせなかにも
かなしみはいっぱいです」と言われるのです。
そして気づきます。
だれでもかなしみをもっていること。
そしてそのかなしみを自分でこらえていかなければいけないと・・・
そして嘆くのをやめます。
前を向いたのです。
考えさせられることが多く、日々の生活で不満を持ち歩いてはいないだろうかと
自分を振り返るいい機会になりました。
みんな少々のかなしみや困難を抱えていても
前向きに生きているのだと応援してもらったような絵本です。
そして斬新なカラフルでパワフルな絵にも元気をもらいます