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4件見つかりました
どこかで読んだことがある話だなあと思っていたら、グリム童話 「ルンペンシュティルツヒェン」としても有名な昔話とありましたが、 名前が難しくて覚えられない私です。 怠け者の娘さんが、王様のおきさきになって、約束の糸つむぎを 小鬼にやってもらって、小鬼の名前を当てるのは、絶対に当てる ことが出来ないから、小鬼は、お嫁さんに出来ると油断したのも いけなかった要因だと思いました。それにしても運のいい娘さん でした。飯野和好さんの絵は、インパクトのある強烈なイラスト でした(笑)「トム・ティット・トット」も言いにくい(笑)です!
投稿日:2019/09/08
何気なく図書館で手に取った一冊ですが、 怠け者の娘さんがリンゴのパイを食べてしまうところ、 お母さんが嘘の歌を歌ってしまうところあたりから、 「あれ・・・この話、昔読んだことあるかも・・・!」 と思い始めました。 確か、とっても面白い本だった記憶がよみがえってきて、 ワクワクしながらページをめくりました。 6歳の子供は初めて読みますが、 初盤からかなり絵本に惹き込まれていました。 子鬼の名前をなかなか当てられないところなんて、 「うひゃ〜!ヤバイようぅ!」なんて叫んで、 とってもヒヤヒヤ。 面白い展開から始まって、途中ヒヤヒヤ、 最後はもちろんハッピーエンドで、 とってもいい絵本です。 なまけものの娘さん、素敵な王妃様になれて良かったね!
投稿日:2013/06/06
私が初めて知ったお話はグリム童話の「ルンペルシュティルツヘン」の方でした。 まだ会社勤めをしていたころ、大好きだったジョナサン・キャロルという作家の作品にこの話が出てきたんです。 それから、この「ルンペルシュティルツヘン」が大好きな話だったのですが、最近になってイギリスではほぼ同じ内容の「トム・チィット・トッド」という話があるのを知りました。 更に絵本があることに、ほんのちょっと前に気づいて探してきました。 岩倉さんの文章は、原作のイメージを壊さない素敵なお話に仕上がっていました。ただ、トムのことを妖精ではなくて「小鬼」と捉えているのが、ちょっと気になりました。 まあ、向こうのお話では小鬼も妖精も似たようなジャンルの生き物ですが…。 そしてイラストを担当された飯野和好さんの絵! 飯野さんもこのお話が好きなのかしら? 好きだったらいいな〜。 きっと好きだろうな〜と、思いながら読みました。 パイを五つも食べちゃった主人公の娘も、王様も、すごくいい感じで書かれていて、楽しかったです。 このお話は、ヨーロッパ各地に伝わる昔話なので、内容も理解しやすく楽しい話になっています。 読み語りに使うなら、小学校低学年から中学生くらいまでイケるともいます。
投稿日:2010/02/08
イギリスの民話として紹介されていますが、グリム童話「ルンペンシュティルツヒェン」としても有名な話です。 なまけものの娘が、パイを五つ食べたのを「五かせも糸をつむいだ」とウソをついて王様の妃となります。結婚して11ヶ月は楽しく贅沢に暮らしますが、12ヶ月目に「これから一ヶ月毎日糸を五かせつむがないと首をはねるぞ」と言われます。奇妙な小鬼が王妃を助けて糸つむぎをしてくれますが、替わりに「おいらの名前を当てないとおいらのお嫁になってもらう」と言われてしまいます。さあ、困った王妃は・・・。という有名なおはなし。 挿絵が飯野和好さんなので、大迫力の王様・娘・小鬼が楽しめます。名前を毎晩3回ずつ当てるのも、『だいくとおにろく』など他のお話で聞いたことがある内容なので、子どもにとってはとても親しみやすいお話です。 我が家の子ども達はこの話が大好きで、毎晩読んでとせがまれますが、主人公の娘に対しては、「いい加減でなまけもののなのに、どうして幸せになるのかなぁ」と不思議がっています。ホント、小鬼こそ頑張ったのにね。
投稿日:2005/12/13
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