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アンネの日記に書かれている友だちのハンナから見た事実は、あまりに強烈で悲しいものでした。 アンネが隠れ家で閉ざされた世界でじっとしている間に、ハンナの身辺では、囚われるもの残るものの生き残りの運命のふるい分けが進んでいきます。 子どもの出産で命を落とした母親を語るところから、生と死が淡々と続くところは、あまりにも人生を振り回された虚無感からでしょうか。 生き残りのカードを引きつづけたハンナと、アンネの再会、終戦を直前にして祖母、父親が死んでいくところは、息を呑み、涙が溢れました。 列車で搬送される中途で知った終戦は、多くのものを失った虚脱感を伴ってしてか理解できなかったことは想像に難くないし、アンネの死を知った時の虚脱感は、自分が生きていることに対する罪悪感だったかもしれません。 とまれ、このような記録が残されていることを、今日まで知らなかったことを反省し、子どもたちに伝えたい本として大切にしたいと思います。
投稿日:2015/01/27
アンネ・フランクの一番の仲良しだったハンナ・ピック=ホスラーが語るアンネの真実です。 私が読んでいたら息子が覗きこんで一部読みだしたので、「ほら、アンネが収容所にいた時に隣の収容所から食べ物を投げ入れてくれた子がいたでしょ。その子の話」と説明すると 「ああ、靴下と一緒に投げてくれるんだけど、取られちゃうんだよね」とアンネの伝記を何冊かすでに読んでいるだけあってすぐにわかったようです。 隠れ家で過ごしたアンネはハンネは助からないであろうことを日記の中で書いていますが、実際に生き残ったのはハンネの方でした。 生死を分けたものはそう簡単には断言できるものでなく、生死は偶然の連鎖の上に成り立っているのかもしれないと思いました。それは二人とも生きのびるために必死に生きていたからです。 ハンネに降りかかる運命のむごさに心がキリキリと痛み、それでもどうなるのかは気になってどんどんと読み進みました。 何よりも心打たれるのは、自分も食べるものに不自由しながらも、自分よりも困っている人に食べ物を分け与える人の優しさでした。 月並みですが、このような悲惨な戦争はもういらないと思うのです。
投稿日:2013/08/07
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