絵本ナビの「レビューコンテスト」のおかげで、
すっかりプリンちゃんファンになってしまった2歳の娘と読みました。
今回はぷりんちゃんのばあばが出てきます。
ばあばは、モンブラン。
娘はもちろん分かりません。
「もんぶらんって、なに?」
くりでつくった、ケーキだよ。
こんど、買ってこようね。
ってな具合で、ページはどんどん進みます。
種を拾ったプリンちゃんが、
ワクワク水をあげて育てるシーンは、
とってもかわいくて、愛らしいです。
「ポップコーンのおはなが、さくかもしれないよ〜」
「フルーツドロップって、ほうせきみたいだもの〜」
と、夢見て育てるぷりんちゃん。
子供の純粋な気持ちがすっごく伝わってきます。
ぷりんちゃんの発言ひとつひとつが、
我が家の2歳の娘の発言に重なり、
私まで嬉しい気持ちになります。
作者のなかがわちひろさんはすごいな。
どうしてこんなに子供の純粋な素直な感性で絵本を描けるんだろう。
モンブランばあばのおうちも素敵。
ドアノブがゼリービーンズだったり、
椅子がロールケーキだったり、
すごくいろんなところにカワイイ工夫がいっぱい。
どちらかというと女の子におススメしたい一冊です。