「さんびきのこぶた」のオオカミとブタの立場が逆のお話。
ここにでてくるブタは、
悪も悪、すご〜い悪なんです。
ブタが、すごい悪人面で、やることもすごい、ひどすぎる!
ハンマーでがんがん家を壊したり、最後には、ダイナマイトで爆破しちゃう!ありえない!
一生懸命家を建て続けるオオカミたち。
いったいどうしたら悪ブタに家を壊されずにすむのだろう?
どんなに頑丈に作っても、結局は壊されちゃう。
最後はお花で家を作っちゃおう・・・。
高学年に何かおもしろい話を…と思い、5・6年生に読み聞かせをしたのですが、子どもたちにも大ウケでした。
しかし、読んでいて思ったのは、
この悪ブタ、
最後には家を壊さず、仲良くなっちゃうんだけど、
反省しないんだよね・・・。
でも、奇想天外な展開に、子供達も大満足の一冊です。