「ぜったいたべないからね」 みんなの声

「れいのあの・・・」「まんげつぶちゅっと、ちょうだい」などなど、我が家の流行語になりました。

手放しでおもしろい。こんな、ユーモアのある、そして面倒見のいいおにいさんがいたら、親はなんて楽なんでしょう。いえいえ、おにいさんにではなく、私にこんなユーモアのセンスがあったら、こまったちゃんになってしまった子供達とうまくやっていけるだろうにと思ってしまいます。

おまけに絵（コラージュ）がなんとも楽しいです。見ているだけでもあきません。

それにしても、「まんげつぶちゅっと」の原文ってなんだったのでしょう。

我が家でも先日、パパによるお話会が開かれました〜。
といっても、うちのパパが我が子たちに１冊絵本を読んでくれただけですが・・・。でも、ヒロ先生の手遊び歌から始まって、「○○○パパ〜」「は〜い♪」となかなか本格的でした（笑）。
そして、パパが図書館で選んできた絵本がこれ！
私も聞き手に加わり、楽しいひとときでした。

好き嫌いの多い妹に、何とか食べさせようと、考え出したお兄ちゃんのネーミング作戦。
さすがは、お兄ちゃん！！こんな優しいお兄ちゃんがいたら、本当しあわせですね。
えだみかん、あめだまみどり、くもぐちゃらん、ころもうみ・・・一体何の食べ物のことかわかりますか〜？
ラストが最高におもしろいですね。この兄にして、この妹ありっていうか、本当血は争えないです。

家族みんなで大ウケして、ゲラゲラ笑いました。
ただし、それでも、次女の好き嫌いはいっこうに直りませんでしたが・・・。
私自身が、子どもの頃は好き嫌いが多く、大人になるにつれて自然に食べられるようになった物が多いので、無理に直そうという気はないんです。でも、こんな風に楽しい作戦だったら試してみる価値ありますね。でも、彼のようなすてきなネーミングはなかなか浮かびませんけど。

お話もおもしろいけど、しゃれたコラージュがいい味出してます。そっくりな兄妹の表情もおもしろいですね。

　好き嫌いの激しい妹のためにお兄ちゃんが工夫をして、好き嫌いを無くしてしまうお話。もっともらしい顔して話をするお兄ちゃんが、すごくいいキャラクターに仕上がっています。妹思いですね。
　それと、こういうアートっぽいコラージュ大好きです。わたしは写真使用のアートに魅せられました。子供もわたしも、グリーンピースの顔が大好き。チャイルドは空間構成がうまい。ユーモアいっぱいの食べ物の命名も楽しかったです。
　娘の場合、たまねぎ、きのこが嫌いなものにあげられるので（こんなに美味しいものはないのに……）、これをどうやって命名しようかとアイデアを触発されました。

この絵本ナビの安藤パパの推薦文に惹かれ、食べず嫌いの多い長男に、と思ってさっそく読んでみました。
すき嫌いの多い妹のために、お兄ちゃんが奇想天外（？）な名前をつけて食べさせようと言う作戦。なかなかステキなネーミングに息子も楽しそうに笑っていました。
夕食前に読んで、さあ、ご飯！となったとき、息子は「トマト、なめてみる！」とのこと。絵本に出てきた『まんげつぶちゅっと』（プチトマト）に刺激されたようで、食べられはしなかったものの、自分からなめようとするなんて・・・。
今、息子の食べられないものを、この本のようにステキなネーミングを考えて食べさせようとしていますが、なかなかいい名前はでてきません。

題名がインパクトがあって、よく子供が言う言葉だったので、すごく惹かれました。
好き嫌いの激しい妹のために、お兄ちゃんが考えたアイディアがとても楽しいお話です。
ちょっとした発想の転換で、嫌いなものも克服できるのかな〜と思わせる本でした。
この本を読んでから、食べ物から連想することを言ったりして、楽しい食事時間に変わりました！
絵もとても楽しいですよ。

もう、いいです。Goodです。２００１年ケート・グリーナウェイ賞受賞作品。
チャーリーの妹、ローラはすごい食べず嫌い。その妹にご飯を食べさせる役目をおおせつかったチャーリーは・・・。
絵本の作りが、まず、すごい！ローラの食べたくない野菜は実写の写真が貼ってある。これが、けっこう目をひきますね。
食べず嫌いのお子さんがいる方は必見！！こういう発想の転換があったのか。目からウロコでした。
絵も、とってもキュート。私は特に、皿に並べられたグリーンピースの中に書かれた顔が好きです。
うちの７歳児が「すごく、面白い！」と、絶賛していました。ちなみに彼女はすごい食べず嫌いです。

この絵本は、食べ物の好き嫌いの激しい妹の為にお兄ちゃんが工夫をこらして克服させてあげる絵本です。我が家の息子も好き嫌いがとても激しく嫌いな物は絶対口にしません。親である私自身も好き嫌いが激しい方なので無理強いする事も出来ません。この絵本では、お兄ちゃんが妹の嫌いな食べ物に別の国の食べ物だとうそをいって興味を持たせることから始まります。人参は木星から来た「えだみかん」と教えたり豆のことを「あめだまみどり」と教えたり・・・結局お兄ちゃんの努力のかいあって妹は自分から苦手な食べ物を口にすることだ出来るのです。私自身、ただ子供に対し「食べなさい」ではいけないのだと教えられました。子供には嫌いな食べ物に対し何か興味を持たせて親自身も工夫しなければいけないんだなあと感じました。好き嫌いのない子なんてそうそういないと思います。お母さん達にとってこの絵本はとても参考になると思います。