世界中にいる、サッカー選手を夢見る子ども達へ、
同じ夢を大人になっても持ち続けている作者が
その憧れの「ミラクルゴールの瞬間」を美しい水彩画で描き出しています。
「ぼく」が体感したミラクルゴール。
そして、その感覚が、月日が流れた今、
大きなスタジアムで実現するのです。
少年の、ゴールの瞬間の、身を貫くような感動が伝わってきます。
その夢の過程も丁寧に描かれます。
そう、大事なのは、この「ミラクルゴール」のイメージを
常に持ち続けることなんですね。
それにしても、サッカーの人気なお国柄、
少年サッカーの試合会場の広いこと!
それも芝生ですよ!
何ともうらやましい限りです。
表紙の裏には世界各地でのサッカー少年達のスケッチ。
これもまた味わい深いです。
サッカーはやっぱりすごいスポーツです。