「ぐるんぱのようちえん」 みんなの声

仲間に見送らた大きなぞうのぐるんぱは、はりきって仕事に挑みますが、どの仕事も失敗ばかり。でも、そんなぐるんぱはようちえんをひらくことにします。

失敗してもその後には成功が待っている、どんなことにもくじけないでやれば、最後には笑顔になれる・・など、いろいろなテーマが隠されているような作品です。

読んだ後は温かい気持ちになれました。子どもにぜひ読んであげたい一冊です。

ぐるんぱというひとりぼっちのぞうが主人公です。
行く先々でぐるんぱは一生懸命働くのですが失敗ばかり。
またひとりぼっちになってしまうぐるんぱですが・・・。

一生懸命やってても報われないことって多いですよね。
でも頑張っていればいつかは道が開けるのだと、
ぐるんぱは教えてくれているようです。
あきらめない気持ちが大事だということを。

子供の頃に読んでもらった記憶が・・・
と思い手に取りました。
子供達に読んでいるうちに
そうそうこんなお話だった！と思い出しました。

なぜか汚くてくさいぐるんぱ。だけど仲間のぞうに洗われて
街に働きに・・・
どこにいっても上手く行かないぐるんぱ。でも最後は・・・

「こんなぞうさんいたら楽しいよね」と子供達と
話ながら読んでます。

夢があって可愛い本です。

さびしくて、汚れていて、いつも涙を流していたぞうのぐるんぱは、ある日、働きに出ることになりました。でも、どこへ行っても失敗ばかり…でも、その失敗が、ある日、役立つことになったのです。今まで役に立たなかった大きな物は、たくさんの子どもたちに、使われることになったのです。そこで、ぐるんぱは幼稚園を作ってしまいました。
「よかったね、ぐるんぱ。」という言葉が、思わず口をついて出てきました。さびしいと言っているだけでは、なんの解決にもならない。思い切って、行動をおこせば、いつか、何かが起こるんだという勇気が湧いてきました。
ぐるんぱの表情が、最初と最後では全然違うことにも注目です。

我が家の2歳の娘はぞうさんのうたを歌ったりと大のぞうさん好き。
なので、この絵本を購入しました。

お話を読み進めながら、ぞうさんいってらっしゃーい、おいしいビッキーどうぞなどと想像力を働かせ、いつも一緒に楽しんでいます。

最後のページで、よいしょよいしょとぐるんぱによじ登り、鼻をスーッと滑り降りてお皿のプールに飛び込むのが一番のお気に入り。
イマジネーションがぐんと広がる絵本です。

ひとりぼっちで生きてきたぐるんぱが、自分探しの旅に出かけるお話です。

挿絵もかわいいし、お話もキュートです。でも内容に関しては、読み方によってはすっごく深いお話なのかなぁなんて思いました。
いろんな仕事を通して、自分がどんな事に向いているのか、また自分の居場所は？と問いかけてきたぐるんぱ。なんだか現代社会に、ぐるんぱとぴったり重なる人、重なりたい人がたくさんいるのでは？と思いました。私もぐるんぱのように自分探しの旅に出たいです。この年でも間に合うかしら？

子どもも、しょんぼりしているぐるんぱが楽しそうにしているところが安心していられるのか、最後のページばかりめくりたがります。２歳になる娘、あなたは一体どんな仕事に就くのかしら・・・なんて事を考えながら読みました。

最初の部分が悲しかったです。ぐるんぱを囲んでみんなが鼻をそむけている場面もつらいです。ぐるんぱがこうなる前に、もう少しみんなが気にかけてくれたよかったのにな、と思いました。

なんでも自分のサイズに作ってしまうぐるんぱがおかしかったです。どんなことにでもチャレンジするぐるんぱはえらいなと思いました。スポーツカーが好きなうちの子供は、ぐるんぱのスポーツカーをおもしろそうに見ていました。

最後のページのぐるんぱのようちえんは、こどもたちもぐるんぱもみんな明るく楽しそうでうれしくなりました

子供の頃読んでもらって、楽しかった記憶が今でもあります。
今読み返すと、どこへいっても役にたてなかったけど、最後にみんなの人気者になる　あらすじもステキですが、やっぱりさいごの子供たちと、ぐるんぱの失敗作の大きすぎる靴やビスケットで遊ぶところが　大好きです。
遊ぶことが大好きな子供にとって、この場面は夢のある楽しい絵なので、ぜひおすすめしたいです。

ぞうさんが好きな息子に読んであげました。

最初のページから、さみしそうなぐるんぱの絵…。

息子はワクワクの顔から、心配の顔に変わりました。
その後は、お話に聞き入って、
ぐるんぱが失敗して悲しそうにしているところで、
絵をそっとなでて、
「よしよし」
と、なぐさめてあげていました。

読み終わっても、その悲しそうなぐるんぱを忘れられなかったようで、
またページをめくり、
その悲しそうなぐるんぱを「よしよし」と、なでていました。

優しい気持ちをひきだしてくれて読んでよかったと、思いました。

娘の中では「ぐるんぱん」として親しまれている絵本です。
あえて、かわいいので、その言い方は訂正しませんが。

12人の子持ちおかあさん！の洗濯物はすごいですね。
そこでそこで、しゅっぱい・しょんぼりを重ねてきたぞうのぐるんぱの出番です！

必ずあなたのことを必要としてくれている人がいるんだよ。
だれでもみんなをハッピーにする力があるんだよ。

そんなメッセージのこもった絵本だと思います。