「うちにかえったガラゴ」 みんなの声

ガラコは寒いのが苦手。
寒くなってきたので家に帰る事にします。
家に帰ったガラコのもとへ、色んなお友達が遊びに来るんです。
そのお友達はバムケロシリーズに登場したキャラクター達なんです。
皆でかばんの形の大きなお風呂に入って寝てしまったガラコに仲間達が色んなおもてなしをしてくれるんです。
バムケロシリーズに引き続き、色々なインテリアや小物等も可愛い。
最後にやってくるお客様は皆さんもご存知のバムとケロ。
2人のお土産はいつも得意のドーナツなんですね。
ドアののぞき穴までかばんの形なんですよ。

まちにまったガラゴを図書館で借りてきて、子供達はけんかしながら、奪うようにして読んで（観て）いました。かくいう私も、けんかを止めるつもりが、一緒になって観てました。

４人で、面白い物探しを競っています。一番観察力があるのはやはり、１１歳の長男です。でも、３歳の娘もそれなりに楽しんでいます。島田先生、次の作品はいつですかああ。

「かばんうりのガラゴ」の続きのお話ですが、
こちらはガラゴのすてきなお家が舞台。
前作でガラゴのかばんに夢中になった人なら、ガラゴのリビングやお風呂場に釘付けになること間違いなし！
訪ねてくるお友達がユニークな上に、ガラゴの暮らしをのぞくわくわく感といったら！

島田さんの絵本は、バムケロシリーズとガラゴの２冊でリンクしていて、探す、見つける楽しみが、魅力。
（このリンクこそ、まさにネット時代の象徴？）
表紙から裏表紙、見返しに至るまで、隅々まで楽しめる絵本です。

ガラゴの家にお客さんが次々に登場。
繰りかえしが子供にはうけて、大人は飽きずに楽しめてしまいます。
ストーリーは前作「かばんうりのがらご」を上回る内容でおすすめです。
お風呂の泡（アワアワと言っている）にお風呂好きな娘は大喜び。
これでとうとう我が家では「バムケロシリーズ」「ガラゴシリーズ」すべて揃いました。
面白くて楽しい！！！
そういう気持ちにさせてくれる絵本です。

これまでバムケロシリーズと共に島田ゆかさんの作品はどれも楽しく読んでおります。
今回、お風呂を舞台に沢山のお友達が集まって「次は誰が来るのか？」と絵本を眺めながら子供達は期待しながら見守っていますが、これまでのシリーズ同様に個性溢れる楽しい仲間に好奇心をかきたてられる様子です。

お話は言うまでもなくいい。GOODです。

今回、それ以上に興味をそそられたのは登場人物。
バムケロシリーズに端役で出演している動物達が「ここにもあそこにも！」という具合にでてきます。
子供は本を並べて「いたいた！」と宝探しのように夢中になりました。
繋がりのある本は、読む楽しさばかりでなく、読む者の記憶力強化に役立つのだなぁと実感しました。

島田ゆかさんの絵本には、ありえない不思議な動物がちょこちょこ登場しますが、ガラゴはその代表でしょう。「えー、これなに？」という子供も、すぐ絵本の世界に引き込まれ、登場人物？たちにとけ込んで、楽しさに夢中になってしまいます。そして何度も何度も、繰り替えし眺めて飽きることがありません。何度も見ていると、さっきまで気づかなかったことが、「あれっ！」と見えてきます。一つ見えると、今度は気をつけて注意深く見るようになり、発見が重なるとますます楽しくなります。何も問いや指示があるわけではなく、自分の力で見つける喜びを掘り出すことができる絵本です。大人だって楽しめる素晴らしい本ですよ。

子供よりも、大人の方が、はまる絵本のような気がします。
ストーリに落ちもあり、私は何と言っても、絵本の色彩、ガラゴの周りのキャラクターの動きがすきかな？！
細かい絵まで、綺麗に書かれてます。
次は次は…？とページをめくるのが楽しくなってくる絵本です！

多くの皆さんがご存知で、本好きにはたまらない魅力的な世界を描いているガラコシリーズ。その２作目です。
子供が大喜びしたシーンは、やっぱり最後に訪ねてきたお客さまの後ろ姿。
「ワクワクしちゃう。この次はどうなるんだろう」と、寝付くまで、いっていました。
（ところで、ガラコシリーズって、この先も出る予定があるのかなぁ。２作目までしか出てないよ。とは、ワクワクしている子供にはいえませんでした。）
内容はとにかく、面白い！という言葉につきます。気になる方はぜひ、ごらんになって、自分の目でその面白さを堪能して下さい。

　ガラゴのうちに色んなお客さんが遊びに来て、みんなでお風呂に入って、そのあとご飯を食べるというストーリー。カット割りが細かくて変化にとんでいるので、まるでアニメーションのように流れて新鮮な感じがします。キャラクターもカワイイし、お料理も美味しそうで、息子は食べるマネをして楽しんでいました。