「講談社青い鳥文庫 妖精チームG事件ノート クリスマスケーキは知っている」 みんなの声

落ちこぼれのような扱いだった主人公が、実はIQ260！すごい設定です。

が、進学塾で天才コースを作ったときの他のメンバーも、あらかたその程度のIQってかっこよすぎ。

でも思いのほか、みんなそれぞれに欠点なんかもあったりして、主人公も天然ぼけだし、小学生にも楽しく読めます。

小３の娘も飽きずに読んでいました。

シリーズ1作目ですが続きもすぐ読みたいと思います。親にも面白かったです。

ちなみに、母親が塾で恋人を見つけなさい、というのでどんなおかしな親かと思ったら、天才すぎるから相手に困るだろうからという母心だったんですね。納得。

進学塾特別クラスに入ることになった奈子。特別クラス妖精チーム（奈子＋男子３人 全員ＩＱ２５０以上）の中でもＩＱがトップのため、チームメイトから「王様」と呼ばれます。今のところ、「王様」はただのあだ名にすぎないかな？という印象です。今後の彼女たちの成長が楽しみです。
奈子が天才だからか天然だからか彼女の思考は少し読み難かったです。丁寧にこれこれこうだからと解説されるのでわかりやすくはありますが。
こちらはシリーズ一巻ですが、どのシリーズから読んでも大丈夫なシリーズとのことです（あとがきより）。
最初の課題、クリスマスケーキづくりを奈子たちは手がけます。