赤ちゃんが生まれた時に ともされたろうそくの明かり ほんのりやさしい ろうそくの明かり
女の子の成長を見守ってきたろうそくのあかり
どんなにかなしいときも さびしいときも 女の子はろうそくのあかりに見守られ ほっとしていたのでしょう
そんな ろうそくも 自分の明かりが ちっぽけに思えるときがあるのです
おつきさま 灯台の明かりに比べたら 自分のあかりが ちっぽけにみえたのでしょうね
でも・・・ ろうそくのあかりは 女の子に取ったら 大切な 大切な
生まれた時から 成長するのを見守っくれたのですもの でも 時がたち 女の子はおばあさんになるのです
忘れられていた ろうそくは だいだんと小さくなります(忘れられてしまいます)
でも おばあさんになった女の子は 思い出がよみがえり ろうそくに 「ありがとう」というのです
おばあさんの言葉を聞いて、ろうそくは しずかに もえつきるのです
満足そうに・・・
ちょっと 大人向けの絵本ですね
私たちのお話サークルでは、お話会の時 ろうそくをともして お話の世界に みなさんを 導いているのです
なんだか ろうそくのあかりが いとおしく思えます