「あひるのたまご−ばばばあちゃんのおはなし」 みんなの声

ばばばあちゃんが大好きな4歳の息子。
この絵本もとても気に入り、毎日何回も読んでいました。

ばばばあちゃんがベッドでじっとしているからと、お土産を持ってばばばあちゃんの元に集まる動物たちもそうですが、近くに親鳥がいないからと、家に持ち帰り自分で温めるばばばあちゃんも結構な心配性ですね。
そんなお互いの様子を息子は楽しそうに見入ってました。

ひよこが産まれる場面では一緒に喜び、ばばばあちゃんが再びベッドに向かう場面では同じように心配していました。
ばばばあちゃん、沢山の人に慕われているんですね。

息子の大好きなばばばあちゃん。
でも、ばばばあちゃんのお料理絵本から入ったので、
ふつうの（？）ばばばあちゃんのおはなしはあまり読んだことがない息子。
でも、そんなこと関係ないのね。
やっぱり楽しいばばばあちゃんに、くぎづけでした！

なんだか元気がないばばばあちゃんに、森の動物たちが心配してお見舞いをいっぱい持ってきます。
息子もとっても心配そう。

でも、ばばばあちゃんが元気がないようにみえたのは、実は・・・。
やさしいばばばあちゃんに心があたたくなります。
でも、最後はやっぱりばばばあちゃんらしく・・・。

これを読んで以来「いっぱい食べたら、ねるのがいちばん！」といつもごろんと横になっちゃう息子です。

ばばばあちゃんを取り巻く動物たちがたくさんいて、楽しさを盛り上げています。
人助けなんて毎日やっていそうなばばばあちゃん。
今回はあひるのお母さんのお手伝い。
ばばばあちゃんの様子がおかしいことに気づいた動物たちが、次々にお見舞いに来るシーンでは、娘たちがばばばあちゃんの様に心配してくれるお友達を持てること、そして動物たちの様にお友達を心配してあげられる優しい子になってくれることを願いました。
ユニークで優しいお話でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ばばばちゃんが持ち帰ったタマゴ。
『ばばばぁちゃんどうしてベットに入って動かないの？』と不思議になり、子供はどうしてかしりたくて、じーーーと聞き入っていた様子でした。
最後に理由がわかり絵本の中では『なんだ』とパーティーになります。
子供も同じく話に引き込まれ、楽しくなった様子でした。
息子は楽しく終わったのが気に入ったのか、『今日も読んで』と持ってくる日が数日続きました。

いつも元気なばばばあちゃんがお腹をかかえてかえってきたのをみて・・こいぬとこねこが心配になります。


ベットにはいってじーとしているので大変！！病気なんだ！！とはらっぱへ・・

そし森中にひろがつて・・みんなでお見まいに駆けつけるんだけど・・・


このどたばたのおもしろさ・・が魅力だと思います。
そして必ずおちがくる・・のがおもしろい。

ばばばあちゃんのいるところいつもみんなが集まって楽しいことがおこるんですよね。
今回、ばばばあちゃんが人気者なんだと再確認です。

いいなぁ・・ばばばあちゃん。
大好きなお話です。

いつもパワフルで元気な「ばばばあちゃん」ですが、今回は、他のお話に比べて、少し物足りなさを感じたのは、ストーリー展開の意外性とばばばあちゃんの豪快さに欠けていたからでしょうか？それでも、シリーズのほかの本と同じく、絵の細部まで楽しめて、娘は１ページごとに時間をかけて見入っていました。動物たちがお見舞いをもって、ばばばあちゃんのうちへ向かうページでは、毎回それぞれのお見舞いの品を１つずつ声に出して確かめ、最後のお誕生パーティーの場面では、誰が何を食べているか（何を欲しそうに見ているかも！）話しながら、楽しんでいました。ふくろうさんの持ってきたみみずも、ページごとにくまなく探しましたが見つからず、「ばばばあちゃん、みみずはたべないよねえ？！」と、読むたびに笑っていました。

ある日、ばばばあちゃんが、おなかをかかえて帰ってきました。その様子を見た、こいぬとこねこは、心配になり、動物たちに報告にいきます。みんなが心配して、おみまいの品々を持って集まると、そこへ、あひるさんがやってきました。
そういうことだったのかと、みんなは安心し、ばばばあちゃんは、みんなへごちそうをしてあげるのです。
ばばばあちゃんの優しい気持ち、そして、みんなが心配してくれる様子等、どの場面を見ても、優しい気持ちになってしまいます。友達同士で、こんな関係が築けたら最高です。でも、最後のばばばあちゃんの行動、やっぱり、ばばばあちゃんらしいですね。

タイトルからして、ばばばあちゃんがおなかを抱えている姿＝おなかが痛くて病気である　とは思えませんでした　笑。

動物たちが、ばばばあちゃんのことを重病であるかのようにどんどん伝えていくので、こっけいでした。同時に、みんながとても心配するくらい、ばばばあちゃんは愛されているんだなあと実感しました。

今回もばばばあちゃんと動物たちの思いやりが伝わるストーリーになっていますし、もちろんばばばあちゃんのちゃっかりした面も含まれて笑えます。

ばばばあちゃんがおなかを押さえて布団に入ったのを見て色んな動物が心配しています。ばばばあちゃんの人望（動望！？）が厚いのがよく分かります。息子もひよこの卵を温めたいと言い出しそうな内容です。

あの豪快なばばばあちゃんが具合悪そうにしているところから始まるのが、見る側の気持ちをかき立ててくれると思います。「どんな展開になるのだろう！」と心配したり、期待したり・・・。幼稚園の子どもたちもちょっと心配そうに見つめてみてくれます。そして、あひるが登場して事実がわかり、最後にはみんなでパーティーになるところが、期待を裏切りませんね。このシリーズは笑いと爽快感を与えてくれるとっても素敵な絵本ですね。