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LIFE(ライフ)」 みんなの声

LIFE(ライフ) 作:くすのき しげのり
絵:松本 春野
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年03月
ISBN:9784907613051
評価スコア 4.8
評価ランキング 356
みんなの声 総数 29
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29件見つかりました

  • とにかくやさしい

    「Life」というお店(普通のお店とは違いますが)にやってくる人たちが描かれています。ひとりひとりのエピソードはみじかいものですが、どれもやさしさに満ちています。そして、それがとっても幸せなラストにつながっていくのです。
    モノをとおして、人の心がつながって、癒される。春がきてあたたかくなるように、心もあたたかくなるお話でした。

    投稿日:2015/04/03

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  • 大切なことを思い出す

    くすのきさんって、教師をされていたこともあり、子供が主人公のお話をかかれることが多いですが、
    このような物語もかかれるのですね。

    ライフとは、
    必要なものや気に入ったものがあれば持って帰り、
    代わりに、自分が使わなくなったものや、
    誰かに使ってもらいたいものを一筆書いて置いていくという、
    リユースのお店。

    そこへ、おじいさんに先立たれ、
    まだ悲しみの中にいるおばあさんが、
    おじいさんが育てていた花の種を持ってやってきます。

    それから、どんどん色んな人が、
    花の種と引き換えに、色々なものを置いていきます。

    印象に残ったのは、
    小さな子供と夫婦がやってきた時に、
    家族用のカップのセットを使うようになりました。
    二人の時間も幸せでしたが、今はもっと幸せです、
    というメッセージを添えて、ペアのカップセットを置いていった場面。
    わたしはここで涙が出てきました。
    つい忘れそうになりますが、家族が増えるってそういうことなんですよね。

    くすのきさんがあとがきで書かれている、
    人は生かされている
    本当にその通りだと思います。

    投稿日:2020/06/09

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  • 本当に・・・

    大事な人を失うのは、とてもつらいこと。
    最近、家族を失ったので、よりいっそう思うことです。

    私も、この、おばあさんのように、なかなか前を向けないでいます。
    ただ、それでは、だめなんだと思いながら、後ろを向いたり、前を向きかけたり。
    この1冊は、そんな家族を失った人たちを勇気づけ、前をむくお手伝いをしてくれるのではないかと思います。
    私も、もうちょっとだけ、前方を向きたいと思います。

    投稿日:2019/05/16

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    1
  • 大人向けかな

    子供に読み聞かせ用の本を探していて、こちらで評価の高かったこの本を見つけ購入しました。
    皆さんのレビューがあまりに素晴らしいので、涙もろい私は泣く準備をして読みましたが、そこまでの感動ではないかな、と。
    ほっこりする話で大人には良いですが、小学生の、特に男子に読み聞かせるにはどうかなと思いました。

    投稿日:2018/11/10

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    1
  • 評判通り

    以前からタイトルは知っていたのですが、読んでみて評判通りのすばらしい絵本だと思いました。
    文字数は多くないし文章も難しくないけれど、内容的には小学生高学年以上〜大人向けの本でした。

    先月父を亡くし、母は独りぼっちになりました。
    以前は二人でしていた畑へもめっきり行かなくなってしまいました。

    悲しみ心沈んでいる母におばあさんが重なって見えて、最後は涙が出ました。
    いつの日か母の心にもおばあさんと同じようにあたたかな明るい風が吹く日がくるといいなと思います。

    それには、この本の季節が冬から春に移り変わったように、時間が必要なのだろうけど

    投稿日:2018/09/28

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  • 交錯するLife

    いわさきちひろさんの孫娘、松野春野さんが絵を担当しています。
    文章は、滋味深い作風の、くすのきしげのりさん。
    もちろん、素通りできません。
    町はずれの小さなお店「Life」を舞台に、様々な人々の思いが交錯します。
    誰かが何かを置いていき、何かを持って帰る、リユースシステムのお店です。
    なんて優しさや感謝にあふれた光景でしょうか。
    だからこそ、その人にぴったりの品物とのご縁があるような気がしました。
    小学生から大人まで、静かに味わってほしい作品だと思います。

    投稿日:2018/02/23

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    1
  •  東日本大震災のあと、私たちは「絆」という言葉をよく口にしました。けれど、あれから数年経って、その言葉もあまり聞かれなくなりました。
     でも、「絆」ってそんな流行に左右される言葉なのでしょうか。
     2015年3月に出版されたこの絵本を読んで、久しぶりに「絆」という言葉を思い出しましたし、「絆」とはつながっていく思いのことなのだと今更のように気づかされました。

     小さな町のはずれにある「Life(ライフ)」という店。
     この店では「だれかが何かをおいていき、そして何かを持ってかえる」ことになっています。
     そんなお店におじいさんを亡くしたおばあさんがやってきます。
     おばあさんがおいていったのは、「春にさく花の種」。
     そして、おばあさんが持ちかえったのは小さな「写真立て」。
     次のお客は、おばあさんがおいていった花の種を手にして、とどんどんつながっていく物語。
     その先、次の春、おばあさんがおいていった花の種はたくさんの花になって、おばあさんを包みます。
     これは、そんな美しい物語。

     おばあさんに光をあてればそんな物語が出来上がりますが、きっとこのお店を訪れたすべての人にも物語があるのでしょう。
     いえ、この絵本を読んでいる私たちにも物語があります。
     だって、この絵本こそ、「絆」そのものだから。
     まさに「Life(ライフ)」こそが「絆」なのです。

    投稿日:2017/11/19

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    1
  • いいですね

    大人向けの絵本だと思いました。
    人は、Lifeというお店にいき、何かを置いて、何かをもらって帰ります。

    人生は人と何かを交換しあって生きるものだと改めて思います。

    くすのきさんの、道徳の絵本は苦手ですが、これはいいなと思いました。

    投稿日:2017/11/16

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    1
  • LIFE  一生 生活 いろんな意味でこのライフという絵本は 人と人の優しい結びつきをはぐくむ お店です
    こんなお店があったら いいのになあ〜

    おばあさんは 最愛のおじいさんの亡くして 悲しい毎日を過ごしていました
    おじいさんが愛した花のタネを かわいい袋に入れて このお店に持ってきたのです
    おばあさんは 写真立てをもらって帰りました「想い出はいつまでも」というメッセージが添えられていました

    そして次々に訪れる 人たち おじいさんの花の種を持ち帰ってくれ その代わりに   いろんな想い出の品物が置かれました
    そして その想い出を 大切に思い持ち帰る人がいて  また大切な品物が置かれていきます
    回り回って  人々の心が温まるのです
    人の絆を繋ぐ お店 LIFE  
    おばあさんは 再び訪れ  おじいさんの花の種をきれいに咲かせてくれたみんなの優しい心から 又 元気をもらい おじいさんとの大切な想い出に笑顔を取り戻せたのです
    人間の一生 人と人との 絆の大切さを感じた絵本でした

    大切なことを教えてくれました 
    お話も 絵もとてもステキでした
    優しい気持ちになれました  有り難うございました

    投稿日:2017/09/10

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  • 母である私のための絵本

    おじいさんを亡くしたおばあさんが徐々に前を向いて生きていく、
    という話が軸になっていますが、
    それとリンクするように様々な人々のライフが描かれています。

    4歳の娘には少し早いかな?と思いながら読みましたが、
    絵の美しさもあってか、退屈することなく、
    絵本に見入っているようでした。

    絵本の最後は感動で、目頭が熱くなりました。
    こんなお店があれば私も行きたいな。
    娘のためというより、
    母である私のための心がホッコリする素晴らしい絵本でした。

    投稿日:2017/07/09

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