ねずみのアレクサンダが、ある日であったねずみはちょっとばかり変わっていました。
彼はぜんまいで動くおもちゃのねずみウィリーでした。
2匹はすっかり友達になって、たくさんの話をしました。
けれど、かたや家人の追いかけまわされながら食べ物をあさるねずみ、かたや、子供のお気に入りのおもちゃ(だけど、ぜんまいをまいてもらわないと、自分で動くことができません)。
アレクサンダは、ぜんまいねずみになりたくて、魔法が使えるトカゲをさがします。
トカゲにいわれた魔法に使う紫の石を探している時、ウィリーがゴミ箱に捨てられているのに気付きました。
ウィリーは、子供にあきられたので捨てられてしまうのです。
やっと紫の石を見つけたアレクサンダの願いごとは、「ウィリーをぼくみたいな(本物の)ねずみにかえてくれる?」でした。
優しいアレクサンダ。素敵な魔法を見せてもらいました。
クリスマスの近いコノ時期にとってもお薦めの絵本です。
ちねみに本の表紙は原題のまま「Alexander and the Wind-Up Mouse」と、なっています。
お間違えのないように!