『One ワン』の続編です。
今度は「0」が主人公です。
そう、他の数字たちと違って、「0」は数えられないのです!
さあ、「0」の苦悩が始まります。
前回の1〜7の数字たちに加えて、8、9も登場しますが、「0」はますますネガティブに。
そこへ、前作で問題児だった「7」(レッド)がいいヒントをくれます。
「自分のいいところを探してごらん。」
そして、「わたしにしかできないことがある!」と悟るのですね。
そう、「0」にはとてつもない特異性があるのですからね。
このあたりは、数字好きにはたまらないと思います。
同時に、乙武洋匡さんが訳出してくれたことで、リアリティが倍増しているようにも感じます。
数字たちの関係性もうれしいです。
特に、成長した「7」の存在感に拍手!です。