「そおっと そおっとね」 みんなの声

小さな子供がお手伝いをはじめてみようかなと思ってもらえるきっかけ作りにもなりそうな、可愛らしい絵本です。
必死になってケーキを運んで、やった！と言わんばかりにケーキを食べ始める姿。とても可愛らしい仕草で良いですね。
ケーキをテーブルのお更に運ぶまでのいろいろな障害もしっかりと避けて、上手く運べて良かったです。
可愛らしいので、プレゼントでも喜ばれそうです。

女の子は早く食べたいケーキをそぉっとそぉっと大事に大事に運んだんですね。
おっとっとの表情はそうそうそうなる！と、うなずいちゃいました。
女の子のささやかな喜びをそぉっと見守りたいと思いました。
大人でもやっぱり、大事なものはそぉっとやるもんなぁ。

「なんでこぼしちゃったの！？」「どうしてそんなところで転んだの！？」ついつい子どもを叱責してしまう毎日。
「だって僕小さいんだもん。」と口答えする３歳の息子。
本当にそうだよね。
小さい僕にはお母さんには気付かないことがいっぱい。
この絵本はそのことに気付かせてくれました。
そぉっと、そおっと大事にケーキを運ぶ女の子。
でも行く先、行く先にはお邪魔虫が・・・
最後には「あーよかったね！」と思わず声を出してしまいます。
小さい子には毎日のちょっとしたことが大冒険になるんだね。

おかっぱ頭の女の子がいちごショ-トケ−キを持っています。
途中でごろにゃん猫とボ-ルコロコロと出会いました。
ゆっくりと進み、犬のしっぽをふんずけないように、いちごショ−トケ−キを運んでいます。
突然犬が吠えました。
でも大丈夫、大丈夫・・・
もう少し頑張れば、テ-ブルの上のお皿につきます。
見て見て大成功！
おりこうさんでした。
食べ物を大切にする子供に育つように…
とても良い作品だと思いました。

女の子が、そおっと　そおっと　大事に大事に運ぶ姿。
女の子の真剣な眼差し、がんばれ！と心で応援しつつ、危ない場面ではあっ！と、こちらも思わず息をのんでしまいました。
初めて子供にご飯を運ぶお手伝いをお願いした日のことを思い出しました。きっとこんな気持ちでドキドキしながらそおっと運んだのですね。
無事に成功して一安心。子供も良かった〜と胸をなでおろしていました。これでおやつが一段と美味しく食べられますね♪

とっても可愛らしいですね、一生懸命にケーキを運ぶ姿。
テーブルまでちょっと遠いのかな、と思いましたが、色んな物を上手くゆっくり、慎重に避けながら、でもちゃんとテーブルまで運んで、そのケーキを美味しそうに食べる姿が何とも言えませんでした。お手伝い、頑張ってね。とついつい絵本に向かって言ってしまいそうになるほど、必死な様子が可愛らしくて良かったです。

　ものすごく真剣なとき、子どもはキメ顔になる。
　表紙の絵を見たとき、娘の小さい頃を思い出しました。真剣なときはいつも同じ顔でがんばるのです。「だいせいこう」したときの、どんなもんだいと言いたそうなキメ笑顔も必見です。
　輪郭のはっきりした絵とシンプルなストーリーが、がんばって成功するよろこびをまっすぐに伝えています。
　小さいお子さんに読んであげるとき、そっと顔を見てみてください。絵本の女の子といっしょに真剣になったキメ顔を、きっと見られますよ。

クリームとイチゴののったケーキを手に持って、テーブルまでたどり着くまでの様子が描かれています。
ドキドキします。
次々に訪れる障害をクリアしながら歩いていく様子に、その気持ちがよくわかります。すっきりした画面の中での静と動等、わかりやすく伝わってきます。

娘が２歳半の頃。なんでもやりたがる年ごろになっていたので、
思い入ってお客さんにケーキを出させるお手伝いをさせました。
そのときの気持ちや、様子を思い出したのがこの本です。
そおっと、そおっとねと小さな娘に渡したケーキ。
実は、この絵本とは違って、娘は最後の最後で畳の上にひっくり返してしまい
泣いてしまったのですが、それでも私たちに親にとっては頑張った大切な思い出でした。成長した娘と一緒にこの本を読む日が来たことをうれしく思いました。
だから、最後はあの日の娘への気持ちも込めて読みました。は、この女の子に自分を重ねてか、一生懸命そおっと、そおっとだよと声をかけていました。
見守ることも大事なんだなと思い出させてくれたこの本は我が家にとって.
大切な１冊です。

手元しか見えず、体がカチコチになりながら、そおっとそおっとケーキを運ぶその感じ。思わず「わかるわかる！」と言いたくなりました。
一緒に読んだ６歳の息子も、緊張した面持ちで、頑張る女の子を見守っていました。自分が運んでいる気持ちになったのだと思います。
女の子がやっとテーブルについて笑顔になった場面では、思わず読んでいる私たちもホッとして笑顔になれちゃううれしい絵本でした。