「リボンちゃんのリボン」 みんなの声

市川さんの作品は
日本的なようでいて
でも世界的

林明子さんと降矢ナナさんの雰囲気があるようで
また違う

バイリンガルな雰囲気で
設定が南？の国の島というところで
自然からして違います
開放的でありながら
「かくれんぼ」というのも
おもしろい

また、上手に隠れていますよ

友達といろいろなお洒落なリボンと
うまくかみ合わせています

南国の植物や魚達の描写
素敵ですよ

書き出しがいいですね。
リボンを付けている女の子たち　かわいい
イザベラはリボンが大好きで　かくれんぼが大好きな女の子
市川　里美さんの絵がきれいです（フランスで学ばれたのですね　外国の人の絵本かと思いました）
木の中にはいってかくれんぼは楽しそうです。
一人でかくれんぼしていたのが　リボンのおかげでたくさんの友達ができた喜びが伝わります。
椰子の木にのって　リボンを付けた女の子たちの楽しそうなこと！　　　こどもってかわいいなあ！
裏表紙のハンモックの上のイザベラと犬のサマンサののんびりしたところが　いいですね！　　
女の子が好きそうなえほんですね

作者の市川里美さんは１９７１年からパリ在住だそうで
その影響なのでしょうか、風景や人物などに外国の空気を感じます。
パリに住み始めてから、フランスの絵本に魅了されて
独学で絵を描き始めたそうなのですが、独学とは思えない美しい絵です。

不思議な国に迷い込んでしまったような素敵なファンタジーで
大人も子供も楽しんで読ませてもらいました。
市川里美さんはフランス・イギリス・アメリカの出版社から絵本を出されているそうで
１９９７年には絵本に貢献したことを認められて
パリ市長賞を受賞されていらっしゃるそうです。