「夜の神社の森のなか」 みんなの声

一人で妖怪たちに言われて神社に行くなんて！
わが子は
「ぜ〜〜〜ったい　無理！！！」
と言っていました。

神社で不思議なものをみつけて、何気に持ち帰って
しまったことによって不思議な体験をするストーリーです。

モノトーンの絵本、魑魅魍魎、百鬼夜行？！
私はかなり好みの絵本ですが、子供はちょっと......
と少し怖がりました。

「あっ」から始まる物語、最後も「あっ」で終わります。
そこはちょっとクスリとしました。

少年の一夜の物語、高学年向けかもしれませんね。

モノトーンでローキーな気だるい描写。
それとなく現れる妖怪の姿が不気味です。
面白さからは離れた、お化け屋敷のような絵本です。
神社でいたずらすると、本当に何か起こるかもしれない。
雰囲気を作って読み聞かせしてみたくなりました。

６歳次女に読みました。モノクロで雰囲気からして恐怖感いっぱい。次女には無理かなと思って読んだのですが、案の定読んだ後「何でこんな怖い本借りてきたのー？！」と怒られました。天狗のうちわを拾った少年が返しに行くお話です。本当は天狗のものなんて知らなかったのですが。夜ひとりで読まない方がいいです。確かに怖いです。

私はこの本を読ませて頂いて、感動しました。これはとても面白くて、インパクトのあるお話です。私は妖怪たちが次から次へと現れる、不思議な世界に魅了されました。私は妖怪が大好きですから、思いきり楽しませてもらいました。素晴らしい本だと思います。

表紙の暗闇の不気味な挿絵に惹かれて図書館から借りてきまし

た。真っ暗闇が、不気味で、妖怪が登場する場面は、特にそう

感じたのですが、ケンジが、大天狗の言いつけ通り、「よいか、

なにがあっても絶対にふり向かず、ゆっくりすすむんじゃぞ。」

に、「はい」と進んで行ったケンジの度胸は凄いなあと思いました

鳥居が見えた時に走り出してしまったケンジの行動は、安心して

誰もがやってしまいそうだと思いました。大天狗が、空からケンジ

を見守ってついてきてくれたのが、読んでいてとても嬉しかったで

す。

息子が妖怪にはまっています。妖怪ウォッチはかわいすぎてちょっと違うようですが、ゲゲゲの鬼太郎とか大好きです。
そんな妖怪好きな子にと思って図書館で借りました。モノクロで怖そうな表紙を見ただけで背筋がヒヤリとして、開いて読んで大丈夫かな？と一瞬ためらうような感じです。
読んでみると、ちょっとこわいんだけど先が知りたくなる、怖いもの見たさみたいなドキドキ感をずっと持ったまま読めてある意味楽しかったです。真っ暗な中にいろんな妖怪が隠れているのを見つけるのも息子は面白かったようです。
途中から自分がケンジになった感覚で、最後までヒヤヒヤしっぱなしでした。

絵はすっごくいいです。
モノクロだから遠目はききにくいと思いますが、
視覚から入ってくる情報はたくさんあって、じっと見ていると暗がりから新しい何かを発見できたりして面白いです。

作者はものすごく妖怪とかが好きなんじゃないでしょうか。
1個体1個体の描き方動きにこだわりを感じました。
個人的に一番気に入ったのは最後のページの1つ前のページで、天狗が大きくOKサインを出しているところです。
大勢いる場所での読み聞かせは難しいですが、夏の暑い時期に子どもたちに紹介したい1冊です。