私がこの絵本を初めて手にしたのは、6歳の時でした。
小学校の入学祝いに叔母がプレゼントしてくれたのです。
「いずみがもりは からすのまちでした」
から始まる素敵なお話。
からすなのに カラフルで、おまけに オモチちゃん レモンちゃん リンゴちゃん チョコちゃん とかわいい名前♪
そして、何といっても ワクワクしたのは、チョコちゃんたちが考えた珍しいパンの数々!!!
香ばしくってちょっぴり苦いおやつパンも食べてみたいと思ったけれど、あのズラ〜ッと並んだ思いもよらない形のパン達には、本当に心を奪われました。
何を食べよう? どれにしよう?
何度ページを開いても、心はウキウキ♪
なんとも言えない、幸せな気分になり、いつまでもいつまでも眺めていたものです^^
文章も楽しく、何度も何度も読み返したおかげで、初めから終りまで、すっかり暗唱できるまでになってしまいました。
いつか私がお母さんになったら、絶対この絵本を子供にも読んであげるんだ!
そう思って早、ん十年。
今や、娘も息子もすっかり「からすのパンやさん」ファン(*^^*)
どんなに時代が変わっても、素敵な絵本は、子どもの心に響くんですね♪
次は ん十年後の孫にも読んであげよう!