息子が2歳半の時に下の子を妊娠しました。さて、つわりでしんどい私とそれが全く分からない息子。お腹に赤ちゃんがいるのよと説明してもイマイチピンとこない様子。
絵本大好きなので、慌てて何かいい絵本と探した時に見つけたのがこちらです。
さっそく読み聞かせてみると、味のある素敵なイラストがページいっぱいに描かれていて、文章はあくまでシンプル。おなかの中の赤ちゃんが外のセカイをおへそから見ているというものです。
息子もじーっと最後まで見ていました。決して自分から毎日持ってくるほどのお気に入りではないですが、赤ちゃんの話が出るたび、おへその辺りを指差してここから見てるよ、あの本また読む?と尋ねるといつも「読んで!」と言います。
そのうち、私のおへその辺りに話しかけたり、赤ちゃんにプレゼントをあげるとお腹の上におもちゃを乗せてくれたり、めきめきとお兄ちゃんらしくなってきました。妊娠という、はっきりとは見えない事実を、絵本や人形(うちはポポちゃん人形が大活躍!)を使って息子なりに想像して受け入れているように思います。
息子と一緒にお腹の赤ちゃんに話しかけ、楽しみに待つという私の願いが少しかなった気がしてとても幸せです。
もちろん、赤ちゃん返りその他大変なこともいっぱいありますが。この絵本を読むたび、期待と幸せな空気に満ちた赤ちゃんを待つ家族の光景に、癒されます。
第二子妊娠したら、ぜひ!!