五味さんの「いろのいろいろえほん」の一冊、黒バージョン。
黒いモノたちの紹介ですが、背景がカラフルなので、中身は表紙のような暗さはなく、むしろカラフルです。
同シリーズの『しろのほん』『あかのほん』と連動した内容となっていて、
こちらの本で紹介されている「はいやー」のページには、小さな字で「しょうぼうしゃだったらあかのほん きゅうきゅうしゃだったらしろのほん」と書かれています。
想像力もかきたてられますし、他の本も開きたくなりますよね。
「ながぐつ」については、「おんなのこだったらあかのほん」という考えがちょっと古風で、さすが1979年に書かれた作品の復刊だなぁ、という気がしますが、なにはともあれ良い作品の復刊は嬉しいものです。