「ちゃいろのほん 」 みんなの声

茶色って普段は目立たないポジションにいる色だと思っていたのですが、その茶色が主役の絵本です。茶色に注目してみたらたくさんの色があることに気が付かされました。そして五味さんの描く茶色はとても素敵な世界でした☆　個人的には日焼けした子供の元気色がお気に入りです♪

色シリーズ、今回は茶色の本です。

最初のページから美味しそうなホットケーキ！
こんがりと焼けた茶色はパンやハンバーグ、美味しそうなものが一杯の色ですね（＾＾）

「赤・白・黒」シリーズと違って、こちらのシリーズは文章によるつながりは無いのですが、よ〜く見るとさりげなくリンクしているのが分かります。
黄色のきつね色は茶色のたぬき色に、イチョウの落ち葉は枯れ葉の茶色に、トランペットの黄色はチェロやバイオリン色に。

さらに、レンガを破って出てくる強盗さん、確か緑色の絵本で車に追われてた人だ！
こういう細かい挿絵も楽しめるのは、五味太郎さんの絵本ならではですね。

そして最後は「元気色」！
目次では単に「日焼け」となっているのに、「元気色」としているところが何とも素敵です。

茶色の本ってちょっと地味かな？と思っていましたが、とんでもない！
美味しそうで、オシャレで、かつ元気溢れる素敵な色の絵本でした（＾＾）

４歳の娘と読みました。

茶色というと、
「泥」「土」「ウンチ」

なんかちょっと ”ばっちい”イメージしかなかったので、
おそるおそる本を開いた私でしたが、

のっけから、娘の大好きなホットケーキ！
その次が、たぬき！

親の心配を数秒でふっとばしてくれる、さすが五味太郎さんです。

一番最後の「げんきいろ」は、
げんきにあそんでばっちくなって帰ってきたこどもを
笑って出迎えてあげたい、そんな気分にさせてくれる「げんきいろ」です。

茶色のイメージが変わった！
おいしくて、可愛くて、元気な色、茶色。

でも虫歯には気をつけましょうね。

いろいろなちゃいろが出てきます。
ちゃいろはれんがいろのページで壁から出てくる男の人を指さして、「この人なに？」と娘が聞いてきました。
ちゃいろはげんきいろというところが私は好きです。
ちゃいろといっても地味なイメージはない本でした。

我が家では、あかのほんが好きな息子とちゃいろのほんが好きな娘がいます。
なかでも、ちゃいろのほんの最後のページのげんきいろがとても好きなようで
そのページがくるのが楽しみで、読んでと持ってきます。
そこまでは、じっと見つめているのですが、
最後になると「私に読ませて」と読み手は交代。
大きな声で読んでくれます。私にとっては、ちゃいろは娘のげんきいろのほん。
娘が大きくなったら、必ずこの本を気に入っていた話をしようと思う１冊です。

試し読みさせてもらっています
ちゃいろもやはり　気になりました
げんきいろというのも　えっ？　健康的に日焼けした子どもたちですが　
グローブも　ちゃいろだけでなくて　赤や青いグローブも最近みます
ひとくくりにするのは　良くないように思いました

いろのえほん　五味さんのえほんは、絵もいいのですが　やはりこどもたちに　伝える絵本としては気になりました

もう少しいろんなものの見方があってもいいと思いました

「あかのほん」「しろのほん」「くろのほん」「みどりのほん」「きいろのほん」と読んで最後にことらの「ちゃいろのほん」を読みましたが，こちらの「ちゃいろのほん」が一番元気を感じる絵本でした！
茶色ってどんな例えで描かれているのだろうと思ったら。
表紙のイラストの通り，元気いっぱいの色だったのですね！（笑）
五味太郎さんの温かさを感じる素敵な色絵本に思いました。

緑、黄と読み進めて茶色にきました。

茶色は一番地味だなと思いながらページをめくると・・・。やっぱり地味ですが、でも力強い。改めて考えてみると、大地の色だからでしょうか。

赤・白・黒のセットも面白かったですが、緑・黄・茶のセットも味わい深いです。6冊全部揃えたくなりますね。

茶色って地味だから、どんな絵本になっているのかと、とても興味がありました。

ページを開いてみたら、一番最初に、子供の大好きなホットケーキ！！

他にも、茶色のグローブの中にボールではなくりんごが描かれていたり、茶色のテーブルとイスの上に小人が座っていたり。茶色のダンボールのページでは、ダンボールに頭をつっこんでいる猫ちゃんがいたりと、とてもおしゃれな絵本でした！

シリーズで一番好きかも〜

とても面白い内容になっています。
ちゃいろに関する物を紹介してくれているのですが、そこに登場している物たちが面白いです。特にレンガのページは笑えました。
また、ちゃいろをげんきいろとしているところも素敵だな、と思いました。子供たちの元気な姿はやはり、小麦色の肌がイメージぴったりですよね。
見ているだけで元気になりそうな、そんな絵本でした。