もうすぐ春になりそうなある日、小人のナーシャが家から出てきました。
ナーシャは、シロツメクサの小人です。
「オヒサマ トモダチ ミツバノハ」
さっそく呪文を唱えて、何もない原っぱをシロツメクサの原っぱにしていきます。
シロツメクサの花が咲いて動物たちもたくさん出てきたころ、二羽のツバメが結婚式を挙げました。
ここでハッピーエンド!
いえいえ、お話はまだ続きます。
これまでは楽しいことばかりだったのに、トラブルが起きたり戦いがあったり、ハラハラドキドキの展開になっています。
次のハッピーエンドまで目が離せない、スリル満点の絵本です。