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しろいやさしいぞうのはなし」 みんなの声

しろいやさしいぞうのはなし 作・絵:かこ さとし
出版社:復刊ドットコム
税込価格:\1,760
発行日:2016年03月12日
ISBN:9784835453231
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,663
みんなの声 総数 19
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  • 母の思いの原点

    ハンデがあること、自分の良さに気づいて活かすこと、多様性など、さまざまな視点から読むことができるとても良い絵本だったと思います。
    ただ、私は母親という立場から、子どもの白いぞうを命をかけて守った母親ぞうの存在が一番印象に残りました。
    「母の思いの原点」を見せていただいた気がしています。
    胸にぐっとくる、良いお話でした。

    投稿日:2021/08/03

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  • 同じ仲間 受賞レビュー

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    この本を読んでまず感じたのは、母ぞうの強い意志です。
    他のぞうと違う白い体の我が子。走ることやおしゃべりも上手に出来ず、他のぞうたちと比べてしまえば、劣っている点があるのですが、そんな我が子のことを、理解し、自分が守り、育てようという気持ちの強さがとても伝わりました。
    他のぞうたちに、いじめないで遊んでやってね。と声をかける様子や、燃え盛る炎の中、励まし、諦めることなく生きようとする姿。そして、身を挺して我が子を守り抜く強さ。
    衝撃的な物語を通して、母ぞうの強い意志を感じ取ることが出来ました。
    何でこんなにも、強くいられるのだろう。この母ぞうは、最初からこんなにも強く強い意志を持っていたのだろうか。。。
    同じ母親という立場で見た時にそんな思いが浮かびました。
    もしかしたら、この母ぞうも最初は不安で、思い悩むこともあったかもしれない、でもどこかで覚悟を決め強い意志を持って生きていたのかもしれない。そんな風にも感じました。
    そして、このお話でもう一つ印象に残ったのが、周りのぞうたちがしろいぞうの劣る点、短所を見るのではなく、良い点を見てあげていたということです。
    ぞうの村長さんが、同じ仲間だということをこぞうたちに諭す場面や、火事の匂いを1番に嗅ぎつけ知らせてくれたしろちゃんが生きていたことを喜び、また仲良く遊ぶ場面が印象的でした。
    しろちゃんがかすかなにおいの違いを見分ける遊びをみんなに教えてあげたおかげで、ぞう狩りの人間や水や食べ物の匂いまで嗅ぎ分け、みんな幸せに暮らしている様子は、とても嬉しくなりました。
    そして、そんちょうさんが亡くなったあと、みんなが
    力が弱くてもやさしくて心が豊かなしろいぞうをそんちようさんに選んだことも素晴らしいなと思いました。
    お互いが、短所に目を向けて卑下し合うことなく、良い所に目を向けて認め合うことで、みんなが幸せに暮らすことが出来るのだなと思いました。

    悲しい出来事を乗り越え、みんなで力を合わせ、幸せに暮らしていく様子にとても力をもらいました。

    投稿日:2021/08/01

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  • 自分にあてはまて考えたい1冊

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳、女の子8歳

    走ったり、おしゃべりしたりするのは得意ではないけれど、感覚がするどい白いぞう。
    「ね、しろちゃん。がんばらなくちゃ ぞうのなかまに なれないよ」応援しているようで、実は認めていない周りのぞうの言葉がささります。
    あとがきによると、ハンディのある子や方々の理解と励ましになる作品として作られたとか。納得です。自分の特性をいかして、周りに認められるようになってほしい。そんな願いを、しろいぞうが叶えてくれています。個人的には、その言葉は優しさではないよと、優しさのつもりでかけた言葉が傷つけていることに、多くの子どもが気づいてくれればなと思いました。

    投稿日:2021/08/01

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  • 実話に基づいた

    実話に基づいたお話と知ってから読むと、より心に染みました。
    可愛らしい表紙の雰囲気とは裏腹に、優しくも切ないお話。
    胸が締め付けられます。特に母親の愛には感動しました。
    人と違うことに悩み苦しんでいる子どもたちに、勇気を与えるお話かなと思います。

    投稿日:2021/08/02

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  • 内容をしらずに読んだので、かわいい表紙からはまったく想像してなかった内容でした。母親ぞうの行動は本当に胸をうたれました。また、それが実話をもとにしたお話というのは本当に驚きです。その後のしろいぞうをとりまくぞうたちの変化など、色々考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2021/08/02

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  • 心にジーンとくるお話です。

    ぞうの大好きなうちの子に読みました。白いぞう、ですが、色の事は全く気にならなかったみたいです。逆に「可愛いね、白い象さんって本当にいるの?」。と聞かれてしまったくらいです。他の絵本でも色々な色が使われているぞうさんの絵本とかも沢山持っているので、他の絵本の中のぞうさんと同じように、どのぞうさんも可愛いようでした。

    肝心なお話ですが、この絵本、この白いぞうさんのお母さんがとても優しいしとても心のしっかりした凄く頼りがいのあるお母さんに映りました。自分の子供の事を他の子供達にしっかりと伝え、遊んでもらうように伝えたり、体を張って命がけで白いぞうさんを守ったり。本当に私も見習わないと。と思いました。

    とても可愛そうで悲しい場面もありますが、この絵本の中にはぞうさんから教えてもらう素晴らしいいくらかの言葉が有ります。この言葉は人間に当てはめても十分通用するというか、確かにそうだ。とうなずいてしまうような言葉です。

    人間も人それぞれ色々ですが、それでも人間は人間。皆同じです。容姿や考え方が違おうと、同じ人間。人誰でも得意や不得意が有るように、誰にでも何かしら問題が有るのが普通です。完璧な人は居ないように、人が人を認め合って生きて行く。そんな生き方がこの絵本から学べる気がしました。

    うちの子はまだ小さいですが、お母さんが亡くなる場面ではじっと私の膝の上に乗っかって来てページを眺めていました。小さいながらに何か感じるものが有るのかもしれません。

    この絵本から全ての事を感じ取るのは未だ難しいのだと思いますが、小さい子でも色々とこの絵本を通じて学べることが有ると思いました。

    親の私としてもこの白いぞうさんのお母さんから、もっとしっかりと子供を守ってあげる勇気を持つ事を学んだ気がします。人の目を気にしたりせず、思い切り子供が守れる親になりたい。そう思いました。

    この1冊の絵本が私の子供にとっても、私にとってもなんだか特別な1冊になりそうです。子供達には自分に自信を持って生きて行ってもらいたい。そう願わずいられない1冊でした。

    とても素晴らしい絵本なのでとてもお勧めです。

    投稿日:2021/07/28

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  • 白いゾウについて思うこと

    後書を読んで、この白いゾウが障害者の設定だったらと、ちょっと気になりました。
    この白いゾウは誰よりも嗅覚が優れていました。もしそんな長所がなかったら、お話は変わっていたでしょう。
    ゾウたちがみんな優しいから、白いゾウは共存できるのです。
    母親の自己犠牲があったから、白いゾウは助かったのです。
    白いゾウにトピックが集まっていますが、ゾウたちみんなが主役の絵本だと思いました。

    投稿日:2021/07/24

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  • 強い母さんゾウ 受賞レビュー

    やさしくておとなしい白いゾウがいました。母さんゾウは、他のゾウの子たちに「この子は、はしったり、おしゃべりが、あまりじょうずにできないけれど、いじめないで、あそんでやってね」ときちんと話します。これって、簡単そうですが、なかなかできないことのような気がしました。ここで、すでにお母さんゾウが、賢くて強くて大きな存在だと感じます。悲しいけど、前向きなお話です。

    投稿日:2021/07/18

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  • 優しい気持ちになれるお話

    図書館の「いい絵本」のコーナーから選んで3歳娘と読みました。周りとは少しちがった個性を持っていても、尊重し合うことの大切さが描かれています。途中、お母さん象が死んでしまうところは読んでいる私が悲しくて泣きそうになりましたが、その後の白い象とその村に属する象たちが行いが立派で感心しました。

    投稿日:2020/08/04

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