宇宙についての絵本は多々ありますが、宇宙ステーションに特化した物は以外と少ないです。
最近宇宙に興味津々の5歳の息子と一緒に読みました。
分かりやすく説明してくれているものの、気圧の話など5歳にはまだ少し難しい点もあります。でも自分の興味のある事だと子供は多少難しかろうが気にせずに、どんどん吸収してしまうので感心させられます。
少しずつ落ちてきているISSをロケットエンジンで押し戻していたり、万一ステーションで事故が起きた際の緊急避難船の事など、大人でも「へぇ!」と言いたくなる情報が沢山。
ともすれば面白みのない文章が続いてしまいがちな科学絵本ですが、この絵本は文章もロマンに溢れていて素敵です。
一つだけ残念なのは、出版されたのがもう10年以上前なので、記載されている情報が古い事。内容を新しい物に差し替えて、最新版として再刊してもらえたら良いのになぁ。