どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
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ベンはかごのわなで魚をとるのが好きな少年です。ある日ちっぽけな魚しかとれなかったので、魚を船の中に放り出してしまいます。魚が死んでも気にとめないベン。 そのうちかごが何かに引っかかったようにあがってこなくなり、潜るのが上手なソフィーに頼んで一緒にかごを引き上げるため海の中へと入ります。 そこにはゆらゆら揺れる、金色の森。海藻にさわったり、クジラに出会ったりして、ベンは海と海の生き物が大好きになり、かごに入った魚やたこたちを海に返してあげました。 作者の方がタスマニアの海に潜って見た世界をコラージュで表現されたものだそう。海藻や砂などの自然の素材が使われており、写真と見間違うような美しい海の中の様子にびっくりしました。モデルとなったタスマニアの海は今環境破壊が進んでしまっているそうです(しかも日本が大きく関係しています)。この絵本で海のすばらしさをたくさんの子どもに知ってもらいたいと思いました。
投稿日:2006/10/01
本当に海草の素材を使った幻想的なコラージュで、まるで水中散歩をしているような気になりました。 これだけ美しい自然を見せられたら、環境の大切さを改めて痛感します。 捕った小魚を放り投げて死なせてしまっていたベンは、命の大切さも学んだようです。
投稿日:2020/08/14
表紙の絵に惹かれて、手に取りました。 海の中に沈めたかごが上がってこなくなり、シュノーケルをつけて海の中へ入っていく、ベンとソフィー。 そこに広がる、海の中の描写が素晴らしいです。 思わず指で触ってみたくなるような、コラージュで描かれた海藻の茂った海の中。 神秘的で、美しくて、少しだけ怖くて。 本当に、海の底にいるような気分になりました。
投稿日:2020/07/05
3歳の息子に図書館で借りてきました。 絵がとても不思議でありながら とても綺麗で本当に海の中を見ているような気分になります。 それだけでも十分に楽しめる絵本だと思います。 最後にきちんと海に返すということの大切なを 教えてくれる絵本です。
投稿日:2014/11/05
この話の主人公の人はとっても海が大好きな人でした。うちの子も最近海が大好きなのでこの絵本に共感できるところは多かったみたいです。海の森を探索するシーンがあったのですが、吸い込まれそうでとっても神秘的で海の魅力満載の一冊でした。
投稿日:2013/05/15
海藻や砂などを使って描いた、コラージュの絵本です。 一見、写真なのか絵のか分からない感覚になります。 お話は・・・ 男の子が海に仕掛けたわなが何かに引掛って取れなくなり、友達と海の中に潜ります。 それまで小さな魚が船の中で死んでしまっても何も感じなかった男の子の意識が、海の中の世界を知ることにより、変わってくるというもの。 コラージュの仕方が独特で、一ページ一ページ芸術作品を見ているかのようでもあります。どんなふうにして作っているんでしょうね。とても興味あります。 この絵本を作るにあたって、作者の方は何度もタスマニアの海に潜り、探検し観察し、そして海藻やカイメンや砂など自然にあるものを使って作り上げたそうです。 オーストラリア原生自然保護協会賞受賞というのも頷けます。 美しい海や自然を大切にしたいという気持ち、絵本から伝わってきます。
投稿日:2011/04/11
神秘的な雰囲気が漂っていて少し怖い感じがするくらいでした。 子供と一緒に再度ゆっくり読んでみると絵の中に 海の底に潜む生物を見つけることができました。 魚の死になにも感じていない様子のベンが気になっていたので ラストでホッとしました。
投稿日:2010/11/05
海でボートに乗って魚つりをしていたベンはわなが引っかかってしまって、それを取るためにはじめて海の中へ入っていきます。 我が家は7歳の息子に読みました。 この本の絵は海の中がとってもリアルで 海の中の綺麗な様子。また海の中の恐怖。 とってもリアルに描かれていると感じました。 息子は、まだ海の中には潜ったことがないので、食い入るように見入っていました。
投稿日:2010/01/08
タイトルに「もり」のつく本と「ひみつ」とつく本のセレクションを作っていてこの本なら両方いけそうだと思い読んでみることにしました。 しかも訳はさくまゆみこさんなので期待感大でした。 タイトルだけで森のお話かと思ったのですが、海の森のお話でした。 息子と絵を見ながら「これ絵かな?写真かな?」と。オーストラリアの海なのだそうですが、とてもきれいで時々写真のようにも見えますし立体的に見えるところもありで不思議だなあと思っていたら、あとがきにコラージュとあり、なるほどと思いました。 海ですぐ近くにくじらがいることに驚きました。日本だとくじらは遠洋漁業のイメージなので。 海を取り囲む森も自然豊かですし、こんなきれいな風景は長く美しいままで残したいものだと思いました。 絵本に環境保護の意味もこめられているというのもうなずけます。
投稿日:2009/09/28
最初、写真かと思いました。 海藻のユラユラゆれている様子までつたわってきます。 環境の学習をしている6年生の娘が、今、この本に出合えてよかったと言っていました。 隠れている海の生き物を探す楽しみもプラスされて、大好きな絵本になりました。
投稿日:2007/01/24
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