「このあいだに なにがあった？」 みんなの声

表紙のように最初になにかがあった部分の写真が除かれた状態のページ、ページをめくるとなにかがあった部分の写真が加えられて、なにがあったかがわかります。
おたまじゃくしがカエルになる間の写真を見て、「なんだこれ！」と反応したりしていました。
どの写真も興味を持って見ている感じでよかったです。

衝撃的な表紙が気になって、図書館から借りてきました。

「中間」を予測する、当てものかと思いきや
最初のうちは、わりと簡単な「事前・事後」なのですが
だんだんとドラマチックになっていくのがすごい！！
2枚の写真だけで、こんなに絵が語ってくるのって
なかなか発想になかったなぁと
作者の着眼点に感心しました。

ぜひシリーズ化を！！

【事務局注：このレビューは、「このあいだになにがあった」かがくのとも　2010年4月号　に寄せられたものです。】

表紙の写真で、下にいるのが同じ羊と思えなかったのですが、これだけの違いがあると面白いと思いました。
おたまじゃくしとカエルのように低学年向けから、次第にグレードが上がっていく感じですが、推理を楽しむのであれば読者の年齢層を意識して題材集めをした方が良いように思います。
お風呂の写真あたりになると少し上級生対象ですね。

構成はいたってシンプルです。
定点観察の写真が2枚提示され、その時間推移の間で何が起こったか、
推理するのです。
レベルは、幼児にとっては程よいと思います。
表紙のヒツジ写真2枚は、簡単と言われればそうですが、
この間に毛が刈られたと推理する頭の働きって、やはりすごいと思います。
お風呂の写真は、ある意味いろいろと推理できますよね。
答えは提示されますが、もちろん、違う展開だってありうるのがミソ。
推理する楽しさを体感できると思います。

このお話は、例えば毛皮ふさふさの羊の写真と毛が刈られてすっきりした羊の間にどんな写真が来るかを想像する絵本でした。羊の他にも、カエルだったり舟だったりお風呂だったりといろんなシチュエーションがあるのでみんな楽しめると思います。思わずクスッと笑うものが多かったです。

小学校で読み聞かせボランティアをしています。
5月に2年生に読む本を探していて、
ちょうど前日が金冠日食の日だったので、
この本を見つけたときは｢おお〜っ！！」と
嬉しくなりました（日食がテーマのページもあるので）。

中１の息子を練習台によんだら、
「この本面白いね〜！」
「でも、読み聞かせじゃなくて、自分でページをめくって
楽しむ本だよね。」…と。
…確かに。文章も少ないので、使い方も難しいかも。
（少人数だったら楽しいかと思いますが）。

目の付け所の面白い本でした。
お風呂は…やっぱり〜！とか、笑えました。
裏の表紙まで楽しめます♪

【事務局注：このレビューは、「このあいだになにがあった」かがくのとも　2010年4月号　に寄せられたものです。】

「このあいだになにがあった？」
注目するのは、ビフォーでもアフターでもなく「あいだ」。
この発想すごいです！

ビフォー・アフターの写真があり、
あいだで何が起こったかを推測します。
例えば、「ひつじ」。
ビフォーはもこもこ、アフターはさっぱり。
あいだは？？
ページをめくると、もちろん「もこもこの刈り取り」の写真。
ページが進むにつれ、遊びゴコロが増してきます。
さすが佐藤雅彦さん＋ユーフラテス。

娘は、「なんじゃそれ〜」と新しい発想を楽しんでました。
いろんなビフォーアフター、こじつけてみたくなりました（笑）

【事務局注：このレビューは、「このあいだになにがあった」かがくのとも　2010年4月号　に寄せられたものです。】

小１の息子とともに読みました。

表紙のように、羊の前と後があります
この間にあった出来事を予測する本です。
さすがピタゴラスイッチの佐藤さんとユーフラテスさんのコンビで
面白い本を企画するなーと思いました。

そもそも羊の毛を狩るところなんか見たことないですから（笑）
小学一年のとぼけた息子は、答えがあってたりちがってたりですが、
話が弾んで楽しかったです。

読み聞かせのおまけや導入にもいいんじゃないかと思います

【事務局注：このレビューは、「このあいだになにがあった」かがくのとも　2010年4月号　に寄せられたものです。】

この絵本に出てくる文章は「このあいだに　なにがあった？」だけ。
子供達は写真を見比べて、頑張って自分の言葉で説明しています。
「これがこうなって･･･」という説明には「『これ』ってなあに？」と質問し、分からなければ手助けしてあげます。
ただ読むだけだと10秒で終わる絵本ですが、親子の会話を含めると10分はかかると思います。余裕のある時に読んで会話してあげて下さい。

【事務局注：このレビューは、「このあいだになにがあった」かがくのとも　2010年4月号　に寄せられたものです。】

斬新でおもしろいっ。
特に予測の苦手な娘には良いかなと、参加型で読みました。
即答できるものから考えるものまで、一生懸命 頭を回転させ言葉を捜していました。

園や学校でも盛り上がりそうだし、発達支援センターでも使えそうだなぁ。

【事務局注：このレビューは、「このあいだになにがあった」かがくのとも　2010年4月号　に寄せられたものです。】