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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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どんな絵本を読んできた?」 みんなの声

どんな絵本を読んできた? 編:「この絵本が好き!」編集部
イラスト:こうの史代
出版社:平凡社
税込価格:\1,320
発行日:2017年08月
ISBN:9784582837629
評価スコア 4.33
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  • 心に残る一冊の絵本

    57人の多岐に渡り活動している人たちの、心に残る一冊の絵本が紹介されています。
    なじみ深い絵本もあれば、初めて知る絵本もあって、そのバリエーションに驚きつつ、いかに多くの絵本が心に残るものなのか、絵本の力を再認識しました。
    知っている方々の紹介された絵本については、納得できる組み合わせであったり、意外な絵本が紹介されてその方の新たな一面を知ったりしました。
    自分は一冊の絵本を選ぶとしたら何を選ぶだろうと思いつつ、出来るだけ多くの絵本を子どもたちに紹介したいとも思っています。

    投稿日:2019/07/15

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  • 私を育ててくれた本のこと

     子どもの頃に絵本など読まなかった。
     そもそも絵本があるような家ではなかった。
     作家や漫画家、あるいはミージシャンといった著名な(といっても名前の知らない人も多いのだが)57人の人たちが絵本の思い出を綴ったこの本の、最後に登場する翻訳家の柴田元幸さんの「どんな絵本も読んできてません」は、だからいっそう小気味いい。
     柴田さんは1954年でまさに同時代人で、「母親が枕元で絵本を読み聞かせてくれた」とか「児童書室でどれにしよーかなー」と迷ったことはないという。
     私もまさにそう。家には一冊の絵本もなかった。

     そんな劣悪な読書環境で育ったと思ってきた。
     だから、この本の中で何人かの人が「通ってた幼稚園では毎月絵本がもらえた」と書いていてなんと恵まれた子どももいたものだとうらやましくもあった。
     そういえば、私の場合、絵本ではなかったが小学館の学年誌を毎月購読してもらっていたことをふいに思い出した。
     毎月決まった日に本屋さんが配達してくれる雑誌をどれだけ楽しみにしていたか。
     それは絵本ではなかったが、その頃の学年誌には漫画だけでなく小さな物語もあっただろうし、それは特定の物語ではないにしろ、今の私を作ってくれた宝物のような存在であった。

     さて57人の世代も性別も違う人たちの、思い出の絵本といってもほとんど重なることがないが、人気の絵本作家がそれでもいる。
    それが加古里子さん。「だるまちゃん」シリーズの絵本作家である。
     それと中川李枝子さんの『ももいろのきりん』を複数の人があげていたのが印象に残った。

    投稿日:2017/10/11

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