風や水などで動く彫刻を作るアーティストによる作品。
自身の子ども時代の体験が基になっているようですね。
朝の太陽に挨拶し、自転車に乗って、愛犬と一緒に森へ。
途中友だちとも合流し、遊び、日暮れとともに帰途につく様子が描かれます。
注目は、その独特のアングル。
主人公の目線でしょうか。
影がくっきりと現れ、題名の通り、太陽の存在を否応なく感じさせます。
そして、風のアーティストらしく、風も感じるから不思議です。
主人公はおろか、友だちの表情も描かれていませんが、
その若々しく、楽しい様子が感じられます。
そして、見守ってくれる光を生み出す太陽。
大人も子ども時代の記憶をくすぐられると思います。
小学生くらいから、五感でたっぷり感じてほしいです。